「スシスワップ(SushiSwap)」とは?わかりやすく解説します

「スシスワップ(SushiSwap)」とは?わかりやすく解説します

DeFiブームが起きた時に、DEXとして一躍有名になったのが「スシスワップ(SushiSwap)」です。

現在も人気のDEXとして多くの人が取引を行なっていますが、他のDEXと異なり、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は、この「スシスワップ(SushiSwap)」について解説していきたいと思います。

スシスワップ(SushiSwap)とは

スシスワップ(SushiSwap)は、ユニスワップ(Uniswap)の模倣DEXとして誕生した取引所です。

スシスワップ(SushiSwap)はユニスワップ(Uniswap)と連携していて、スシスワップ(SushiSwap)の独自SUSHIトークンをユニスワップ(Uniswap)に預けることで、ユニスワップ(Uniswap)の独自トークンのUNIを得ることも可能です。

スシスワップ(SushiSwap)の機能

スシスワップ(SushiSwap)で利用できる機能について挙げていきます。

レンディング

「Kashi」と呼ばれるレンディングサービスを行っています。

トークンの貸し借りができるようになっているスシスワップのレンディングプラットフォームで、ユーザー同士がプールを介して貸し借りができます。

この「Kashi」ではトークンの貸し出しをおこなうことで、金利収入を得ることが可能です。

また、「Kashi」で借りたトークンを交換して、その担保を元に借入額を増やしてレバレッジをかけることも可能となっています。

ちなみに、トークンを保管する役割を果たすプラットフォームを「BentoBox」と呼び、これがスシスワップの基盤となっています。

流動性マイニング

「Onsen」と呼ばれる流動性マイニングプログラムがあります。

この「Onsen」に参加することで、報酬としてSUSHIトークンを受け取ることが出来ます。

流動性が低いとユーザーが希望するタイミングで取引成立が難しくなるため、スシスワップではユーザーが通貨を預けて流動性を提供することで、リターンとして報酬受け取ることが出来る仕組みになっています。

ステーキング

「Sushi Bar」と呼ばれるステーキングサービスを行っています。

SUSHIトークンを一定期間預けることにより報酬を受け取れます。

SushiSwapのOnsenの人気のポイントとして挙げられるのが、利回りが高いことです。

NFTプラットフォーム

「SHOWYOU」と呼ばれるスシスワップ上で開発されたNFTプラットフォームです。

NFTの売買によって発生した手数料の2.5%をSUSHIトークンの保有者に還元します。

IDOプラットフォーム

「MISO」と呼ばれるはスシスワップ内のIDOプラットフォームです。

「MISO」のIDOに参加する方法は、早いもの勝ちのクラウドセール、呼び値を上げていくバッチオークション、呼び値を下げていくダッチオークションの3種が存在しています。

スシスワップ(SushiSwap)の特徴

スシスワップ(SushiSwap)の特徴について挙げていきます。

サービスに日本語が多く使用されている

上記の機能で挙げたように、日本ならではの語句が使われています。

ただ、開発に日本との関係性はありません。

サービスに日本語は使われているものの、日本語でのサービスはありませんので、日本向けに作られたわけでもありません。

複数ネットワークへの対応

スシスワップは、イーサリアムベースに作られているDEXですが、多くのネットワークに接続することができます。

現在多くのDEXが、ベースとなっているブロックチェーンにしか対応していないのですが、スシスワップでは、バイナンススマートチェーンやポリゴンチェーンなど異なるチェーンに接続が可能です。

スシスワップ(SushiSwap)の今後

スシスワップ(SushiSwap)の将来性について挙げておきたいと思います。

サービスの開発はまだまだ進行中

DEXのランキングでも上位になんとか食い込んでいるスシスワップですが、今後は、NFTのプラットホームやメタバースの開発にも力を入れていきます。

今後の成長に期待する声は多いです。