メタバースでこれから稼ぐには?
一般ニュースやテレビの企画でもメタバースを利用したモノが出てくるようになり、流行語になりつつあります。
メタバースの経済規模というのは、年々増加しており、その市場規模は、10年で約25倍、1兆ドルにまで成長するとも言われています。
また、5年以内に世界人口の約1/4が1日1時間ぐらいはメタバース内で生活するのではないかという予測もあります。
そうなると、新しいビジネスチャンスもやってきます。
今回は、日常生活にまで入り込むであろうメタバース、特に「VR系メタバース」での稼ぎ方を先取りして解説していきたいと思います。
メタバース業界の3つの分類
メタバースというとゲームや音楽ライブという印象が今のところ強いですが、それだけではありません。
メタバース業界には3つの分野があります。
オンラインゲーム系
どこをメタバースの定義とするかというものによりますが、3D空間があって、アバターがあって、他者とリアルタイムにコミュニケーションができて、クリエイティブな機能があって、永続性があれば、それはもうメタバースとも言えます。
「ドラクエ」の最新バージョンや「ファイナルファンタジー」の最新バージョンは、これらを満たしています。
また、急激にユーザー数を増やした「フォートナイト」もこの分野に当てはまりますし、日本で爆発的なヒットとなった「あつまれどうぶつの森」もこの分野です。
特に説明するまでもないでしょう。
ブロックチェーン系
独自のトークンが流通する仮想世界に入り込んで、ゲーム内でアイテムやキャラクターを育てて売買までできるのがブロックチェーン系です。
フィリピンやベトナムで爆発的人気を誇る「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」、歩いて稼げるで話題になった「STEPN(ステップン)」、国内外の大企業が次々と参入しているこれから大注目の「The Sandbox(サンドボックス)」などが代表的なゲームです。
VR系
身振り手振りを含めたコミュニケーションが出来て、生活の一部や仕事がバーチャル空間で行われるメタバースです。
一般ニュースで語られるメタバースがこのVR系で、自分の分身が仮想空間に存在するイメージです。
10時間以上、リアルの世界より可能な限りの生活を仮想世界で過ごしているハードなユーザーもすでに存在しています。
VR系に勝機あり
ゲームという分野では一部のユーザーのみしか興味を示さず、規模も限定的なものです。
もちろん、これからのゲームは、オンラインゲーム系もブロックチェーン系も現在のゲームを凌駕していくことは間違いありませんが、日常生活に入り込むVR系の市場規模とはやはり比べ物にならないでしょう。
ですので、VR系に焦点を絞っていく方がよいです。
次にメタバースVR系で稼げる仕事を紹介していきます。
メタバース講師
「聞いたことはあるけれど、メタバースとは何なのか?」「これからメタバースはどのように活かされていくのか?」などということは、意外と知られていなかったりします。
メタバースが当たり前になっていない今のうちに、講師としてデビューしておくことが出来れば、メタバースの解説者として引っ張りだこになる可能性もあります。
企業向けは難しくても、一般人向けであれば、十分に成り立つはずです。
アバターの接客
メタバース内では、すでに様々なイベントが開かれています。
店舗であれば、接客するという従業員というニーズも生まれます。
リアルな世界では話しかけづらいものでも、気軽に話しかけるようになるため、アバターの接客というのは、リアルなものと同様に重要な位置づけとなりそうです。
今まで接客業務ができなくても、少しずつ接客の勉強を独自に行えば、専門家として活躍できそうです。
3DCGモデラー
VR系メタバースでは、仮想空間の中に街があり、その中にモノやアバターが存在しています。
その一つ一つはクリエイターによって作られていきます。
多くの仮想世界が、これから生まれ続けてきます。
クリエイターも不足するのは想像されますので、今のうちにクリエイターの勉強をして小さな仕事でも受注してスキルを積んでおくことは、有利に働くことでしょう。
前記の2つに比べて難易度は高いですが、報酬も高くなりますので、やりがいはありそうです。
まだまだあるメタバースで稼げる仕事
上記の3つだけではなく、他にも様々なものがあります。
企画・広報
広報であれば、知識は必要ではあるものの、細かい技術は不必要です。
メタバースを取り入れたい企業と、専門家の橋渡し役として活躍できます。
Vライバー・VTuber
アバターを使った動画配信はすでに人気ですが、YouTuberよりもライバルは少ないものです。
今までにない独自のアバターを使用して、独自のキャラクターで人気が出れば、将来的にかなりの報酬が見込めそうです。