クレジットカードで仮想通貨(暗号資産)を購入できるか?オトクな仮想通貨(暗号資産)系クレジットカード
FXではクレジットカードによる売買は、国内業者では出来ません。(海外業者では可能です)
仮想通貨(暗号資産)は、為替とは違うので、クレジットカードでの購入ができればポイントも貯まり、かなり便利であることに間違いないです。
では実際のところはどうなのでしょうか?
また、様々なクレジットカードが発行されていますが、仮想通貨(暗号資産)系で何かオトクなクレジットカードは存在するのでしょうか?
クレジットカードで仮想通貨(暗号資産)は購入できない
仮想通貨(暗号資産)を購入するためには、取引所を通して購入をしますが、現在は国内の取引所では、クレジットカードでの使用は対応していません。
以前は出来ていた業者もあったのですが、現在は、銀行振込やコンビニ入金、インターネットバンキングのみでの対応となっています。
これは、価格変動のリスクが大きいことで各カード会社が禁止を発表したためです。
また、借金をしてでもリターンを期待して仮想通貨(暗号資産)を購入するというギャンブル的な投資家もいるので、自己破産の可能性もあるということで制限されました。
そういう理由から購入が出来なくなっています。
ただし、海外の取引所では、FXと同様にクレジットカードでの購入が可能である取引所は存在しています。
オトクな仮想通貨(暗号資産)系クレジットカードというのはあるのか?
では、クレジットカード繋がりで、仮想通貨(暗号資産)系でオトクなクレジットカードというのは存在するのでしょうか?
カードでの購入が出来ないのだから、そんなカードは存在するわけがないと思われます。
ところが、2021年の暮れに、日本初の仮想通貨(暗号資産)が貯まるクレジットカードが発行されました。
「bitFlyerクレカ」と呼ばれるものです。
クレジットカードですから、一般の使用方法と変わりないのですが、特徴は利用の度に貯まるポイントがビットコインというところです。
受け取ったビットコインは、ビットフライヤーの自分の口座に貯まるようになっています。
bitFlyerクレカの特徴
bitFlyerクレカの特徴を挙げていきます。
還元率が0.5%~1%
bitFlyerクレカにはスタンダードカードとプラチナカードの2種類が存在します。
表にしてその違いをまとめておきます。
カード種別 | スタンダード | プラチナ |
還元率 | 0.5% | 1% |
初年度会費 | 無料 | 無料 |
2年目以降 | 無料 | 16500円 |
ブランド | Mastercard | Mastercard |
電子決済 | QUICPay・Apple Pay | QUICPay・Apple Pay |
付帯サービス | 盗難紛失補償 | 盗難紛失補償 ショッピング保険 旅行傷害保険 空港ラウンジサービス |
自動的にビットコインが貯まる
何と言っても普段使いでビットコインが貯まるのは魅力です。
仮想通貨(暗号資産)投資をしようとしても、なかなかハードルが高そうですが、普段の買い物でビットコインが入手出来るというのは、簡単に仮想通貨(暗号資産)投資を始められることにつながります。
しかも、ポイントと違って、有効期限はありません。
貯まったコインは売却出来る
貯まったビットコインは、ビットフライヤーで売却できます。
ビットコインのレートが上昇すれば、その上昇分が利益となりますので、お得と言えるでしょう。
ナンバーレスカード
現在徐々に増えてきつつある、ナンバーレスカードを採用しています。
カード番号や有効期限などが刻印されてないタイプのカードです。
カード情報を他の人に見られる心配がなくセキュリティが高くなっています。
まとめ
bitFlyerクレカの申込みは、ビットフライヤーに口座を持ち、なおかつ20歳以上という条件を満たす必要があります。
口座開設をするという多少の面倒臭さはありますが、一番最初だけですので、その後のメリットを考えたら、カードを作る予定がある人は、やらない手はないでしょう。
現状Mastercardのみの店舗だけでしか使えませんが、クレジットカードを扱っている店舗であれば、ほとんどが扱っているブランドですので、心配する必要はほとんどありません。
有効期限のないことから、急騰したタイミングで売却益を狙えば、かなりのチャンスにもなります。
還元率はスタンダードカードですと、一般的なカードの半分の0.5%であるので、ここが悩みどころですが、カードの使用頻度が高ければ、プラチナカードの選択で十二分に元は取れるようなカードと言えます。