仮想通貨(暗号資産)総合分析サイト、コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)の解説
仮想通貨(暗号資産)を分析する上で、マーケット全体の流れを見ておく必要があります。
多くのサイトが有る中で、私がよく利用しているのが、「コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)」です。
今回は、この「コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)」の主な見方などについて解説していきたいと思います。
コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)とは
1万種類以上もある仮想通貨(暗号資産)の時価総額ランキングや騰落率ランキングを簡単に見ることが出来て、チャートも詳しく見ることが出来ます。
また、新規の仮想通貨(暗号資産)の情報も得ることが出来ます。
2013年に設立された仮想通貨(暗号資産)の総合情報サイトです。
情報量としては、世界で最大級と言ってもいいでしょう。
メディアも、コインマーケットキャップの情報を利用することもある、信頼のおけるサイトです。
コインマーケットキャップの特色
コインマーケットキャップの特色について挙げていきます。
仮想通貨(暗号資産)の種類を非常に多く載せている
とにかく、掲載している仮想通貨(暗号資産)の種類が多いです。
2022年4月現在では、約19000種類もの情報が載っています。
加えて、取引所の掲載も500箇所と、これまたかなりの数です。
日本の取引所では、情報が得られないものも、コインマーケットキャップで簡単に情報が得ることが出来ます。
カテゴリーごとに調べることが出来る
カテゴリー別に仮想通貨(暗号資産)を調べることが出来ます。
例えば、「DeFi関連銘柄」だけを見るというようなことが出来ます。
その他には、「NFT関連」、「メタバース関連」などで絞り込みが可能で、効率よく分析が可能です。
コインマーケットキャップの見方
それでは、コインマーケットキャップの見方について簡単に解説していきます。
初期設定では、時価総額ランキング順に通貨を見ることが出来ます。
赤枠部分をクリックすると、「価格別」・「24時間騰落率別」・「7日間騰落率別」・「24時間取引高」などを見ることが出来ます。
これらを駆使することで掘り出し物の通貨を探し出すことが可能です。
次の赤枠部分では、カテゴリーごとのランキングを知ることが出来ます。
「DeFi関連」・「NFT関連」・「メタバース関連」・「チェーンごと」などで銘柄を分析することができます。
アルゴリズムなども加えて、検索条件を細かくカスタマイズすれば、まだ注目度が低いお宝プロジェクトもその中にはあるはずです。
各通貨のシンボルマークをクリックすると、詳細ページが表示されます。
そこには、現在の価格はもちろん、日付毎の取引量などのデータやチャートも詳しく見ることが出来ます。
チャートは、詳細なテクニカル分析が可能な「トレーディングビュー(Trading View)」も表示が出来ます。
また、販売している取引所も表示されているため、どこで取り扱いがあるかなどもわかります。
有名な通貨に関しては、概要としては詳しすぎるぐらいの説明が載っていますので、ここでほとんどのことがわかるようになっています。
トップページの「Recently Added」では、新しく掲載された仮想通貨(暗号資産)のランキングが表示されます。
取引所に上場されたばかりの通貨ですので、大きな値上がりが今後期待できるものもあります。
その他の機能
アカウントを作成しなくても利用できますが、作成しておくことで、ウォッチリストの作成やポートフォリオの作成が可能になります。
また、ログインすると、ボーナスが付き、ダイヤというものをもらえます。
これを集めると、グッズやNFTなどのアイテムに交換出来るようになっています。
まとめ
コインマーケットキャップは細かい機能を見たら、キリがないほど、初心者から玄人、マニアックな投資家まで満足させる作りになっています。
ただ、ニュースに関しては、英語表示だったりするの、翻訳サイトを使用するか、他のサイトで情報収集する必要があります。
それを差し引いても、仮想通貨(暗号資産)の総合分析サイトとしては、十分過ぎるほどの作りになっているので、ぜひ、分析に使い倒してみてください。