仮想通貨(暗号資産)のおすすめチャート分析ツールTradingView(トレーディングビュー)
仮想通貨(暗号資産)での投資は、情報戦という側面はあります。
いち早く情報を取り入れいることで、まだ知られてない通貨を仕込んでおくというのは、有効です。
ただ、その仕込みが失敗するリスクも付きまといます。
そのようなリスクを回避するには、ある程度知られた仮想通貨(暗号資産)を安くなった時に買うというスタンスが一般的となる戦略になります。
また、FXのようなトレードが出来るような取引所であれば、高い時に売って安い時に買い戻すということも可能です。
そんな時に必要なのが、チャート分析です。
特に短期でのトレードを行っている投資家ならば、チャート分析は必要になります。
今回は、有名なチャート分析ツールの「TradingView(トレーディングビュー)」について紹介したいと思います。
TradingView(トレーディングビュー)とは
「TradingView(トレーディングビュー)」はブラウザー上で使える多機能チャートツールです。
そのユーザー数は、世界で軽く1000万人を超えると言われています。
web上で使用できるので、一旦自分好みのチャートを作成してしまえば、他のPCやスマホなど、端末を変えても同じテンプレートで分析が可能です。
そして、SNSで世界中のトレーダーと交流出来るという、現代ならではの機能も備わっています。
また、仮想通貨(暗号資産)だけではなく、株や為替、先物などのチャートも利用することが出来ます。
TradingView(トレーディングビュー)を使うメリット
トレーディングビューを利用するメリットはたくさんありますが、特徴的なところをピックアップしていきます。
数百種類の仮想通貨(暗号資産)のチャート分析が出来る
仮想通貨(暗号資産)の種類は膨大にありますが、そのチャート分析となる投資対象となる仮想通貨(暗号資産)は、数百種類に上ります。
メジャーな通貨はもちろん、マイナーな通貨もカバーしていて、その数は現在も増えています。
それだけの種類を扱っているチャートツールは、他には中々ないでしょう。
テクニカルインジケーターの種類が豊富
TradingView(トレーディングビュー)では、チャート分析に使えるテクニカルのインジケーターや描画ツールが200種類ほどあります。
テクニカル分析マニアまで満足させるような取り揃えになっています。
デバイスでの同期が可能
クラウド上でチャートの保存ができるため、スマホとでもPCでもどのデバイスでも設定した同じチャートが表示できます。
デバイスが異なると、ログインした時に初期設定画面になってしまっているために、再度設定し直すという面倒がありました。
このようなストレスがないのは、地味に便利です。
アラート機能も充実
ある条件になったらアラートを知らせるアラート機能は、取引業者によってはメールで通達することが出来ます。
トレーディングビューでは、サーバーアラートになるために、チャートを起動させなくてももちろんOKですし、SMSやポップアップなど、様々な方法で即座に知らせてくれます。
トレードアイデアが気軽に入手できる
他のトレーダーの戦略などの分析アイデアが見られるようになっていて、参考になります。
かなり細かく分類がされており、必要としている分析を探すことも可能です。
アイデアの意見交換が出来るSNS機能も備わっており、さながら投資のチャットという感じです。
他のトレーダーの動向や思考を確認することも出来るのは、大いに勉強になるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)のデメリット
デメリットというほどではありませんが、使いづらい点もいくつかあります。
同時に表示できるインジケーターは3つまで
テクニカル分析では、複数のインジケーターを同時に表示させて分析することがあります。
その限度が3つまでとなっています。
4つ以上の表示は、有料版なら可能になっています。
チャートのレイアウト保存は1つまで
通貨ごとにレイアウトを変更する場合、1つまでしかできないため、複数通貨で分析を変更する場合は、イチイチ設定を変えなくてはならないために、煩わしくなります。
ただ、普通は、通貨ごとに変更することはあまりないとは思うので、1つで十分でしょう。
これも有料版の購入で複数に変更可能になります。
複数同時にチャート表示できない
FXではよく行われる複数通貨ペアの同時監視ができません。
その点は不自由に感じるかも知れません。
こちらも有料版で解消できます。
まとめ
このように「TradingView(トレーディングビュー)」では、多くの機能が基本的に無料で使用できます。
他のトレーダーの手法を真似てみたり、自分自身で多くのインジケーターを使用して、オリジナルの手法を編み出していくこともよいでしょう。
次回は、「TradingView(トレーディングビュー)」の簡単な基本的な見方を、解説していきたいと思います。