仮想通貨(暗号資産)スチーム(STEEM)の特徴

仮想通貨(暗号資産)スチーム(STEEM)の特徴

意外とバカに出来ない経済活動に、ポイント活動があります。

ポイ活では、スペシャリストになると年間100万円ほどのポイントを得ている人もいます。

逆に全くポイントを貯めていないという人は少ないはずです。

そのぐらい浸透しているポイ活ですが、もし、SNSで投稿や「いいね」などをする・もらうだけで報酬が得られるとしたら、これも嬉しい活動です。

SNSと仮想通貨(暗号資産)を組み合わせたプラットフォームが「スチーム(STEEM)」です、

今回は、この「スチーム(STEEM)」について解説していきたいと思います。

スチーム(STEEM)のアウトライン

発行上限上限なし
特徴ブロックチェーンを利用したSNSプラットフォーム
発行開始2016年4月
コンセンサスアルゴリズムDelegated Proof of Stake

Steemは、ブロックチェーンを利用して、SNSのコンテンツを記録し保持した上で、コンテンツ投稿者に対して報酬を支払うことが出来るプラットフォームです。

逆に、「いいね」やコメントをした読者にもスチーム(STEEM)は配布される仕組みとなっていて、コミュニティに貢献さえすれば誰でも報酬を受け取ることが可能です。

ブロックチェーン技術を利用しているので、ブロックチェーン上にデータが記録され、SNS運営側のシステム障害により投稿が消えるということがありません。

報酬を得るためには、コンテンツを作成するか、コンテンツに対して投票するかの2パターンが存在します。

コンテンツを投稿した場合、評価の投票数に応じて報酬を得ることができます。

コンテンツを投稿しても他のユーザーから投票されなければ報酬は得られません。

投票する側は、投票の価値を変更できるようになっており、投稿の投票量や投票までの時間によって報酬が決まります。

価値の高いコンテンツを作成して貢献した人に、正しく対価を支払うために、コミュニティのメンバーからの投票が重要な役割を果たしています。

スチーム(STEEM)の特徴

スチーム(STEEM)の特徴を挙げていきます。

ユーザー誰もが報酬を手に入れられる

従来のSNSでは、コンテンツの提供者や読者が報酬を受け取ることはできませんでした。

しかしSteem上のアプリでは、投稿したコンテンツが読者から評価されることで報酬を受け取り、また読者も評価に参加してサービスに貢献することで、報酬を受け取ることが可能になっています。

今までになかった、SNSに参加する全ての人が報酬を獲得するチャンスがあるシステムになっています。

公平性の維持

スチーム(STEEM)はブロックチェーン技術を使用しているので、中央管理者が存在しないで運営されている記事投稿システムになっています。

これにより、管理者が不正を働くことができないシステムとなっており、全ての参加者によって良質なコンテンツを投稿している人が評価されるサービス提供になっています。

スチーム(STEEM)の今後

スチーム(STEEM)の将来性について挙げておきたいと思います。

コミュニティの自発的な形成

コンテンツ提供者、読者ともに報酬を受け取ることができるので、より多くのユーザーが集まりやすくなります。

また評価を得るためには、質の高いコンテンツを投稿する必要があるので、結果的に優良なコンテンツが集まってきます。

提供者・読者共に報酬も受け取ることができるので、参加するユーザーも増えていくことで、コミュニティが自発的に形成されていくことが予想されます。

広告がないSNSプラットフォーム

スチーム(STEEM)は自動的にトークンを発行し続けているので、報酬コストによって運営の資金が圧迫されるということがありません。

スチーム(STEEM)はP2Pのような分散型の方法で管理されていますので、運用コストも非常に小さく、広告による収入に頼る必要がありません。