ビットコイン相場1月13日~1月19日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの1月13日~1月19日の推移を振り返る
では、1月13日~1月19日のチャートを見てみましょう。

上昇トレンドとなりました。
最大上下幅は、200万円超えと大きな動きとなっています。
トランプ大統領の就任式に向けて着実に上昇してきた感じです。
ただし、終値付近が最高値と重なったこともあり、100万円近くスッと下落しています。
トランプ大統領はデジタル資産等の暗号資産の使用に積極的ですから、上昇への期待も重なり、上昇も必至というところでしょうか。
私はファンダメンタルをあまり重要視しないテクニカルトレーダーですが、さすがに世界の注目イベントということで、こういう事案は、相場にモロに影響を出しますので、私も考慮していきます。
トレードの戦略で、様々な情報を収集・駆使するのはとても良いことなのですが、アレもコレもと欲張ってトレードに活かそうとするのは、考えものです。
「あちらの情報では強気の発言なので買いの判斷だが、こちらの情報では、弱気の発言だから売りになる」
テクニカル等のインジケーターも同様で、「あのテクニカルでは買いのサインだが、このテクニカルでは売りのサインが出ている。どちらを選択すればよいか迷ってしまう」
というようなことも十分にありえます。
増して「ファンダメンタル+テクニカル」となれば、その判断材料は多岐に渡り、簡単には下せないものとなるでしょう。
なるべく多くの情報から総合的に判断して売り買いを決めていきたいところでしょうが、こうなると、ただの迷い人になるだけになってしまいます。
シンプル・イズ・ベストとは言わないものの、トレードでの売買の判斷は、なるべく余計な情報を削ぎ落として考えていきたいものです。
最初は迷いに迷うかも知れませんが、自分なりの指標を確立させてトレードの見極めを図っていきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
トランプ相場が今後どのように動いてくるかどうかに注目です。
高値更新をしたようですが、その後は利益確定売りか下げてきています。
しばらくは乱高下するようなイメージを持っていますので、安易に手を出さないほうがいいという感じでしょう。
高値更新は細かい利食いで、下落に推移すれば、1560万円辺りのラインに注目します。
ここをブレイクしてくれば、下落が一気に進みそうです。
ただし、ブレもかなり出そうですので、慎重な見極めは必要と感じます。
注意深く観察しながらトレードするか、いっそのことトレードしない選択肢もアリと割り切って考えていきましょう。