ビットコイン相場1月20日~1月26日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの1月20日~1月26日の推移を振り返る
では、1月20日~1月26日のチャートを見てみましょう。

始値から乱高下して一気に1700万円まで到達して今までの最高値を更新してきました。
トランプ大統領の就任式の直前のタイミングです。
その後は一転下落となり、為替相場と同様に乱高下しています。
値幅は150万円程度ですので、それほど巨大ではありませんでしたが、比較的短い時間での乱高下となり、面食らったトレーダー多かったことでしょう。
そして、週の後半はほぼ動かずの展開で、前半と後半ではかなり異なる推移となりました。
このようなチャートの形状をトライアングルと言います。
左端を底辺、右端を頂点として三角形が描けることがわかります。
チャートにはチャートパターンといって、マーケットを予測するための様々なヒントが隠されています。
チャート分析に活用しているチャートパターンの多くを知っていると、より正確な売買の目安がわかるようになります。
チャートパターンで分かることは大きく2つあり、トレンドの方向性と転換ポイントの目安がつけられます。
チャートパターンは、トレードのテクニカル分析において確実ではありませんが、FXトレードで勝つために大いに役に立ちます。
ぜひ意識してみて下さい。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
このトライアングルのチャートパターンの今後の方向性ですが、上下どちらかに大きく傾いてくると予想されます。
特に上記のチャートの後半は、10万円のレンジでの推移でかなりボラティリティーが狭い状態です。
エネルギーが溜まった状態で、一気に上昇・下落が生まれ大相場が起きそうな感じです。
上昇ならば最高値の1700万円を再度目指す、下落ならば、1550万円をまずはターゲットにしていきます。
高値感が出ていますから、下落方向への売りが強くなるという見方のほうが強いでしょう。
トレードするならばショート狙いでいくと勝てる確率が強いと見ます。
注意点としては、今週の中頃にアメリカの政策金利の発表があります。
ここで相場が戻る可能性もあるので、乱高下には注意したいところです。
勢いが強く暴落気味になるのか、行って来いのような状態になるのか、トレードが危険と感じるようならば、控えることも考えておきましょう。