仮想通貨(暗号資産)ゲートトークン(GT)の特徴
仮想通貨(暗号資産)の取引所独自の仮想通貨(暗号資産)というのは、各取引所に存在しています。
バイナンスのBNB、クーコインのKCS、フォビのHTなどが有名どころではありますが、他にも存在しています。
今回はその中の一つ、「Gate.io」が発行している「ゲートトークン(GT)」について解説していきたいと思います。
ゲートトークン(GT)のアウトライン
発行上限 | 10億枚 |
特徴 | Gate.ioの独自トークン |
発行開始 | 2020年 |
ゲートトークンは元々、Gatechainメインネットのネイティブトークンとして開発されました。
その後、2020年に「GateToken」と名を改め、仮想通貨(暗号資産)の大手取引所である「Gate.io」の正式な交換トークンになりました。
ゲートトークン(GT)の特徴
ゲートトークンの特徴を挙げていきます。
Gate.io(ゲートアイオー)が発行するトークン
「Gate.io」は、2013年にサービスを開始した仮想通貨(暗号資産)の取引所で、世界で1000万人以上のユーザーが利用しています。
「Gate.io」が独自に発行する通貨がゲートトークンです。
トークンを所持していると、取引手数料の割引・トークン購入の割引・ステーキングの報酬、などが受けられます。
ゲートチェーン(GateChain)を使用
ゲートトークンは、独自のブロックチェーンであるゲートチェーン(GateChain)で使用できます。
ゲートチェーンは、分散型取引と資産の安全に重きを置いたパブリックブロックチェーンです。
ウォレットを作成し、仮想通貨(暗号資産)を送金するときのガス代や、通貨をステーキングしたときの報酬に使用されています。
また、ゲートチェーンには、「GateChain EVM」という機能が実装されています。
「GateChain EVM」は、コンピューターへ指示を出すための翻訳ソフトみたいなもので、人間が書きやすいプログラミングコードを、コンピューターが理解できるコードに変換することが可能になります。
「GateChain EVM」を使用すると開発者やプログラマーは誰でもゲートチェーン上にDappsを構築できます。
セキュリティが高い
ゲートトークンは、セキュリティ性能が高い通貨です。
ユーザーから預かった資産を、コールドウォレットで管理しています。
ゲートチェーンでは、通常のアカウントとセキュリティが高いVaultアカウントの2つを使い分けられます。
Vaultアカウントでは、取引処理の最中にトラブルがあった場合でも、取引自体を取り消すことが可能です。
取引に使用した通貨は保証され、秘密鍵の盗難や紛失があった場合でも資産は保全されます。
ゲートトークン(GT)の今後
ゲートトークンの将来性について挙げておきたいと思います。
バーンしている
「Gate.io」は、手数料売上の一部を使用して、ゲートトークンを市場から買い上げてバーンを行っています。
バーンを定期的にしている通貨は、市場での流通量が減るので、価格が上がりやすい傾向があります。
通貨発行時には、10億枚をGate.ioのユーザーに無償で配布しましたが、7億枚をバーンし、現在の最大流通量は3億枚になっています。