ミームコインとは?わかりやすく解説します
仮想通貨(暗号資産)の中でも「ミームコイン」と呼ばれるものがあります。
「ミームコイン」は大きなリターンが期待できる仮想通貨(暗号資産)として注目されています。
ジョークの一環として発表された「ミームコイン」ですが、時価総額ランキングの上位に入るほどの成長を見せているものもあり、スルーできないようになっています。
今回は、この「ミームコイン」について解説していきたいと思います。
ミームコインとは
ミームコインとは、SNSなどのインターネットで広がったネタをもとに作られた仮想通貨(暗号資産)を指します。
ミームとは、インターネットやSNSなどで広がる考えやスラングという意味です。
一般的な仮想通貨(暗号資産)ではブロックチェーンの技術に重きを置いて開発されているものが多いですが、ミームコインは技術よりもコミュニティを重要視しています。
ですので、他の仮想通貨(暗号資産)よりも話題性を集めやすいことが特徴です。
ミームコインの特徴
ミームコインの特徴について挙げていきます。
技術・機能よりもコミュニティを重要視
ミームコインは通貨としての機能性はあまり柱になっていません。
その代わりにコミュニティを重きを置いている傾向があります。
独自のコミュニティが設立されているコインがほとんどで、コミュニティに貢献できるように開発がされています。
通貨の供給量が非常に多い
ミームコインは、他の仮想通貨に比べて通貨の供給量が非常に多く、大量に発行するものや発行上限のないものがあります。
仮想通貨の供給量が多いということは通貨1枚に対する価格が低いということになります。
ですので、少額でも多くのコインを保有できるというメリットがあります。
トレンドが出ると急騰する
他の仮想通貨(暗号資産)と比べて、トレンド性や話題性が強いということもあり、ニュースに敏感に反応します。
その瞬間、急騰することも多く、一気に稼げることも多々あります。
Twitterの買収、スペースXやテスラのCEOで有名なイーロン・マスクが発信した「ドージコイン」や「Floki Inu」は、一気に高騰したことがあるミームコインとして有名です。
逆にネガティブなニュースが出ると、必要以上の下落になることもあるので、その点には注意が必要です。
代表的なミームコイン
ここでは、代表的なミームコインを挙げておきたいと思います。
ドージコイン(DOGE)
ドージコインはミームコインの中で一番時価総額ランキングが高いコインです。
上記に挙げたイーロン・マスクが広めたことで話題になりました。
海外で流行した柴犬をモチーフにしています。
コミュニティが非常に活発であることが有名で、Twitterのフォロワーも数百万人もいます。
柴犬コイン(SHIB)
柴犬コインは、ドージコインの影響を受けて開発されたミームコインです。
柴犬コインは、ただのミームコインとしてだけでなく、エコシステムとしての機能も有しています。
有名なプロジェクトには、DEXの「ShibaSwap」があります。
モナコイン(MONA)
モナコインは日本で誕生したミームコインです。
大型掲示板の2ちゃんねる(当時)で流行していたアスキーアートのキャラクターの「モナー」がモチーフになっており、公式サイトにもモナコインにモナーの絵が描かれています。
投げ銭機能の搭載や決済機能など用途の幅が広いです。
ミームコインの今後
ミームコインの将来性について挙げておきたいと思います。
コミュニティが活発だと伸びる可能性がある
ミームコインの場合、そのコインの価値を見るというより、ファンになっている、コミュニティを支えているという意識がユーザーに多い傾向があります。
ですので、コミュニティが活発であればあるほど、人気は続き価格は下落しにくくなります。
ボラティリティー(値幅)が高い
他の仮想通貨(暗号資産)と同様に、ニュースになれば急騰が起きやすい傾向があります。
コミュニティに支えられていることもあり、著名人の発言には敏感に反応します。
場合によっては、一度のトレンドでかなり大きなボラティリティー(値幅)が出ることもあり、大きく稼ぐことも可能です。
文字や記号を使って描かれた絵のことを指します。