仮想通貨(暗号資産)ドージコイン(DOGE)の特徴
「ドージコイン(DOGE)」という仮想通貨(暗号資産)は見聞きしたことがあるでしょうか?
シンボルマークに柴犬がモチーフになっているので、見たことがあるかも知れません。
実は、この「ドージコイン(DOGE)」、最初はビットコインのパロディ通貨として作られた経緯があります。
ですが、現在は時価総額ランキングでも上位に存在している不思議な仮想通貨(暗号資産)です。
今回は、この「ドージコイン(DOGE)」について解説していきたいと思います。
ドージコイン(DOGE)のアウトライン
発行上限 | 上限なし |
特徴 | 草コインでありながら知名度が高い |
発行開始 | 2013年12月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ワーク |
ドージコインは、インターネットミーム(インターネットで話題となった画像)であるドージをモチーフに作られたビットコインを模倣した草コインです。
ビットコインをモチーフに作り上げられており、ソースコードにはライトコインがベースとなっていますので、ドージコインの機能はビットコインとライトコインとほとんど同じです。
ですが、時価総額ランキングで一桁になるような勢いを見せたことがあります。
その理由は、アメリカの電気自動車メーカーの「テスラ」のCEOのイーロン・マスクが、ドージコインに対するポジティブな発言を行ったことによって、高騰したこととも言われています。
ドージコイン(DOGE)の特徴
ドージコインの特徴を挙げていきます。
寄付やチップの手段として利用されている
一部のコアなコミュニティサイトなどによって寄付やチップの手段として利用されてきました。
- 冬季オリンピックのジャマイカのボブスレーチームに約500万円の募金の実施
- ケニアの河川流域で井戸をつくるために約300万円の募金を実施
- NASCARドライバーのスポンサーのために約600万円集金
金額としては、クラウドファンディングと遜色ないものですから、比較的小規模なコミュニティで支えているものです。
ブロック生成速度が速い
ブロックの承認の生成時間は1分ですので、ビットコインの1/10ほどでスピーディーな取引が可能になっています。
同時に送金手数料も安く、少額決済にも向いていると言っていいでしょう。
オンラインショップの存在
「ドージマーケット(DogeMarket)」というオンラインショップが存在しています。
アメリカの掲示板サイトに存在していて、商品の購入はもちろん、アマゾンのギフトカードの人気商品やビットコインとの交換も可能になっています。
ドージコイン(DOGE)の今後
ドージコインの将来性について挙げておきたいと思います。
コアなファンのコミュニティーの影響が大きい
SNSを始め、熱烈なファンのコミュニティーが存在するのがドージコインの面白いところです。
ツイッターでのフォロワー数は300万人以上と、イーサリアムを上回るほどです。
今後、インフルエンサーとなる発言で、さらなる知名度がアップする可能性も十二分にあります。
知名度上昇で活用が自然と増える
ドージコインは、他の仮想通貨(暗号資産)と較べて、特段に特徴的なコインとは言い難いものがあります。
ですが、ブランドというものは怖いもので、知名度があると、購入も利用も推進されるものです。
時価総額ランキングはトップ20以内であれば、企業も放っておきません。
これからも投資対象だけでなく、実用的な側面もアップデートされてくる事も考えられるようになってきました。