仮想通貨(暗号資産)マジック(MAGIC)の特徴
最近の仮想通貨(暗号資産)分野のトレンドというワケではないのですが、多用途型のプラットフォームより、Defiなどの特定分野に特化したプラットフォームが最近は増えてきています。
その中で、NFTゲームの分野に絞り込まれたプラットフォームも存在します。
その一つが「マジック(MAGIC)」です。
今回は、この「マジック(MAGIC)」について解説していきたいと思います。
マジック(MAGIC)のアウトライン
発行上限 | 約3億5000万枚 |
特徴 | NFTゲームに特化したエコシステム |
発行開始 | 2021年11月 |
マジック(MAGIC)は、メタバース上でNFTゲームを構築するプロジェクトの「Treasure」のネイティブトークンです。
「Treasure」内のユーザーのプレイヤーはゲームのプレイやステーキングなどでマジック(MAGIC)を獲得することが出来ます。
入手したマジック(MAGIC)は、NFTのマーケットプレイスでの決済にも使えます。
代表的なNFTゲームは「Bridgeworld」で、イーサリアムのレイヤー2であるアートビラムチェーン上で稼働しています。
非中央集権型のDAOによって運営されています。
マジック(MAGIC)の特徴
マジック(MAGIC)の特徴を挙げていきます。
NFTゲーム専門のエコシステム
「Treasure」はメタバースの構築とNFTゲームを専門としたエコシステムです。
「Treasure」のベースとなっているのは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンのアービトラムです。
アービトラムは、ロールアップという技術によって低コストで高速な取引が実行できるようになっています。
これにより、「Treasure」ではガス代も手頃でゲームを楽しむことが出来ます。
DAOによって運営
「Treasure」の運営や管理はDAO(分散型自律組織)によってなされています。
マジック(MAGIC)の保有者は、DAOでの投票によって「Treasure」の運営に関わる意思決定に参加できます。
DAOの中には、より献身的なグループで構成された「Treasure Council」というものが存在しており、「Treasure」のビジョンの土台を支えています。
ステーキングが出来る
「Treasure」ではマジック(MAGIC)のステーキングが可能になっています。
特定のNFTと一緒にマジック(MAGIC)をステーキングするという縛りがあります。
マジック(MAGIC)の今後
マジック(MAGIC)の将来性について挙げておきたいと思います。
次々と提携を結んでいる
多くのメタバース関連企業やゲーム関連企業との提携を結んでいます。
アニメやゲーム、小説などの知的財産を扱うIPビジネスにおいて、NFTゲーム版が開発されれば「Treasure」内でリリースされて注目を浴びることも考えられます。
上位の知名度と需要をすでに獲得している
ゲーム分野での仮想通貨(暗号資産)では、実はマジック(MAGIC)はすでに時価総額ランキングでは上位に位置しています。
約500種類あると言われているゲーム関連銘柄の上位であることで、目利きがある仮想通貨(暗号資産)の投資家はすでに投資していると見るべきででしょう。
知的財産権をもつ人物や企業が作品自体を販売して収益を得るだけでなく、自身の知的財産を販売または貸与することによってさらに収益を得ようとするビジネスモデルを指します