仮想通貨(暗号資産)エイプコイン(APE)の特徴

仮想通貨(暗号資産)エイプコイン(APE)の特徴

2021年にNFTが広く普及するようになりましたが、実は以前からNFTの技術は利用されていました。

NFTの知名度を高めるのに寄与したものが、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」です。

猿をモチーフにしたシリーズで人気を博し、有名なアーティストのファンも多数存在します。

今回は、このBAYCなどのAPEブランドのガバナンストークンである「エイプコイン(APE)」について解説していきたいと思います。

エイプコイン(APE)のアウトライン

発行上限10億枚
特徴ガバナンストークンの役割
発行開始2022年3月
コンセンサスアルゴリズムプルーフ・オブ・ワーク

公式サイトの言葉を借りると、「Web3.0(分散型ウェブ)の中心となる分散型コミュニティをサポートするため、カルチャーやゲーム、商取引で利用されるトークン」です。

リリース直後から、世界の大手仮想通貨(暗号資産)取引所で上場され、イーロン・マスクがプロフィール画像をエイプコインにしたことも話題に上りました。

エイプコイン(APE)の特徴

エイプコインの特徴を挙げていきます。

人気NFT「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の関連トークン

仮想通貨(暗号資産)やNFTに足を突っ込んでいれば、見たことがあると思うキャラクターです。

引用元:Bored Ape Yacht Club

ヒップホップアーティストのエミネムは、BAYCのNFTを約5000万円で購入しています。

ジャスティン・ビーバー、プロサッカーのネイマールもBAYCのファンです。

このように、世界的に人気で著名人やセレブも御用達のNFTです。

エイプコインのプロジェクト組織

エイプコインのプロジェクトには、3つの組織が存在します。

エイプコインダオ(ApeCoin DAO)

分散型のガバナンスを実現するためにApeCoin DAOという分散型の組織を作っています。

ユーザーが主導のコミュニティーになっていて、エイプコイン保有者がアイデアを出し投票することで方針を決めていきます。

この組織がメインになります。

特別評議会(Board)

理事会と同等の存在で、ダオメンバーの投票によりメンバーが決定されます。

役割は、ApeCoin DAOの提案を管理しビジョンに貢献することです。

エイプファウンデーション(APE Foundation)

コミュニティーの主導のガバナンスを促進し、分散化の実現に寄与しています。

ApeCoin DAOで出されたアイデアを実現するサポート、プロジェクトの管理などを行う、裏方的な役割です。

エイプコイン(APE)の今後

エイプコインの将来性について挙げておきたいと思います。

エイプブランドの強さ

エイプには、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の他に、同じく猿をモチーフにした「Mutant Ape Yacht Club(MAYC)」と犬がモチーフの「Bored Ape Kennel Club(BAKC)」が存在します。

いずれも人気を博しています。

一番の人気のBAYCは、NFTを持っている人限定で有名人が参加しているコミュニティーへの参加権が与えられるなど、特典があるものになっています。

これからも保有者向けの特典が付与されるなどして、人気も継続していくことが考えられます。

アニモカブランズとの提携

「アニモカブランズ」は、NFTゲームの開発、メタバースへの投資をしている香港の有名企業です。

NFTゲームで有名なアクシーインフィニティやサンドボックスなどにも投資をしています。

エイプコインを使って、ブロックチェーンのゲームでNFTを購入出来るようになることを既に発表しています。

P2Eを代表するゲームの投資をしてきただけに、かなり期待が持てます。