ビットコイン相場2月17日~2月23日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの2月17日~2月23日の推移を振り返る
では、2月17日~2月23日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約90万円と100万円以下で細かい動きとなりました。
ご覧のとおり、節目の1500万円をこなした後に急落気味に落ちていきました。
狙う箇所は1時間足以上の長めの時間足であれば、この下落中か前後ぐらいだったでしょう。
トレードを行う時に注意するべき点の一つに、無駄なエントリーを行わないということが挙げられます。
どうしてもチャートを目の前にすると、誰もが前のめりになり、利益を上げようとトレードのエントリーポイントを探そうとするのですが、それは間違いです。
上チャートのように、チャンスとなる場面は意外と少ないものです。
場合によっては、1週間様子見で「トレードを行わない勇気」も必要なこともあります。
これは、無駄なエントリーで損失を出したくないからです。
損失を出せば、それをリカバリーするためのトレードが必要になります。
微損であればいいですが、フライングエントリーや優位性がない場面でのトレードで思わぬ損を被ることはよくあるものです。
特に暗号資産では、ボラティリティーが高いので、マイナスに傾くとかなり厳しい状況にならざるを得ません。
トレードに全戦全勝ということはありえないので、いかに効率良く利益を積み重ねられるかがポイントとなります。
そういう意味で、勝てそうなポイントがなければ、また、遠ければ潔くトレードを行わないということも必ず考えていきましょう。
また、指値注文や逆指値注文を活用して、無駄なエントリーは抑えるということも考慮していきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
2週連続で小波となっていますので、今週こそは大胆に狙っていきたい気はします。
上チャートの中盤の大きな下落から、上昇はそう簡単に望めそうにありません。
ショート狙いで戦略を組み立てていきます。
1300万円の後半ぐらいまでは狙っても良さそうな気配です。
為替や商品相場の金ではトランプ相場の影響を色濃く受けていますので、暗号資産も注意したいところです。
特に不気味なほど大人しかった最近の反動が出てもおかしくはない状態です。