仮想通貨(暗号資産)フラックス(FLUX)の特徴

仮想通貨(暗号資産)フラックス(FLUX)の特徴

Web3.0を実現するための仮想通貨(暗号資産)というのは、将来性が有望視されているものが多いです。

それは、Web3.0の分散管理にはブロックチェーンが活用されているためです。

このWeb3.0を目指す仮想通貨(暗号資産)の一つに、「フラックス(FLUX)」が挙げられます。

今回は、「フラックス(FLUX)」について解説していきたいと思います。

フラックス(FLUX)のアウトライン

発行上限4億4000万枚
特徴分散型クラウドインフラストラクチャ
発行開始2021年
コンセンサスアルゴリズムプルーフ・オブ・ワーク

フラックス(FLUX)は分散型クラウドインフラストラクチャを目的としたブロックチェーンプロジェクトです。

もう少しわかりやすく言うと、Web3.0のネットワークで、インターネットに接続されたパソコンやサーバーを簡単に利用できるサービスです。

身近なものでいうと、Amazonが提供する「AWS」のWeb3.0バージョンと言ったところでしょう。

Web3.0のネットワークですので、このネットワーク上にあるパソコンやサーバーは、障害に非常に強いという特徴があります。

また、ユーザーはFluxネットワーク上に、自由にDAppsを構築することが出来ます。

フラックス(FLUX)の特徴

フラックス(FLUX)の特徴を挙げていきます。

クラウドインフラサービスの他にもサービスを提供

幅広くサービスを展開しています。

Fluxノード

Fluxのネットワークを構築しているコンピュータやサーバー

FluxOS

Fluxネットワークを使いやすくするためのOS

Zelcore

約500種類の仮想通貨(暗号資産)を入れられるウォレット

このようにクラウドのインフラだけでなく、OSやウォレットまで提供しています。

マルチチェーンの対応

フラックスはマルチチェーンに対応しており、他のブロックチェーンと互換性があるのも特徴になっています。

他のブロックチェーン上で開発されたDAppsをFluxネットワーク上で利用できたり、取引所を介さずにFLUXと別のトークンと交換が可能です。

主な対応ブロックチェーン
  • イーサリアム
  • バイナンススマートチェーン
  • ソラナ
  • トロン
  • アバランチ

マイニング報酬を得ることが出来る

フラックス(FLUX)は購入するだけではなく、マイニング報酬も得られます。

自身のPCで流動性を提供してFluxノードになることで、見返りとしてFLUXトークンが与えられます。

ただ、Fluxノードになるためには必要なステーキング量が日本円でも100万円程は必要です。

ハードルやや高めではありますが、安定した運用を可能にしているとも言えます。

フラックス(FLUX)の今後

フラックス(FLUX)の将来性について挙げておきたいと思います。

Web3.0の普及

Web3.0は徐々に浸透はしてきているものの、まだまだ一般レベルまで普及しているとは言えません。

今後確実にやってくるWeb3.0の時代に浸透していれば、かなり注目度は上がってくるはずです。

インフラ系サービスの強み

フラックス(FLUX)はインフラ系サービスなため、廃れていく可能性が低いです。

同様のプロジェクトは出てくるかもしれませんが、幅広いサービスの提供で生き残っていくと思われます。

そのためにも、OSなどの独自の強みを最大限に活かすことが求められます。