ビットコイン相場12月8日~12月14日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの12月8日~12月14日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約120万円とやや動きが鈍くなっています。
始値から三角保ち合いのような動きが出て、一気に急騰してきました。
ターゲットラインを達成した後は、下落していますが、高値付近に届きそうな一瞬の足も出ています。
この足は上ヒゲとなり、下落再開し急騰付近まで下落し振り出しに戻りました。
安値更新をしたものの下落は続かずに再度急騰し、上ヒゲが出た足の付近で揉み合います。
その後小刻みな凪のような状態から急落、細かいレンジから下落トレンドを描いて安値更新をして終値を迎えました。
この週も特徴的な動きをしていますが、テクニカルは効いています。
始値からのトライアングルの形成からのブレイクパターンは、セオリーどおりですし、長い上ヒゲからの下落も定型パターンと言えます。
その後の戻しも特徴的な上ヒゲが出た足が意識されて、この近辺で揉み合っています。
小刻みからのブレイクは下落になり、下げ止まった近辺は週の始値付近でした。
このようにテクニカル的には解説も出来ます。
ですので、トレード前にきちんと戦略を練れば利益は出せるのですが、全体的に見るとやや難しめの推移ではありました。
このようにカクカクしたチャートというのは、急変動しているという証拠ですので、リアルタイムで見ていれば、その大きな変化に驚きを隠せないこともあります。
こういう時に、なんとなく成り行き注文でトレードするというのは、非常に危険です。
特にポジションを持って逆方向へ進んだ場合、その場面に遭遇すれば、誰しもうろたえることでしょう。
相場の状況に関わらず、最初のうちは、焦ってエントリーせずに、きちんと戦略を立てて、利確ポイントとロスカットポイントを設定してからエントリーするようにしましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
少し難しめの状況です。
乱高下をまずはイメージしていきましょう。
少し弱まっている感じがするので、サポートラインは1310万円近辺、レジスタンスラインは1440万円辺りをイメージしておきます。
12月は突発的な動きというのがよく出る月ですので、突っ込んだトレードはしないように心がけておきたいところです。









