ビットコイン相場10月27日~11月2日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの10月27日~11月2日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

やや下落気味に推移しています。
注目の1760万円から下落して、その後戻してきましたが、反落してきました。
不規則な戻りをつけながら、1600万円台前半まで落ちてきています。
1640万円で反発後、1700万円付近で細かいレンジ推移で終値を迎えています。
最大上下幅は、約140万円と先週と変わらずです。
先週と変わらずのボラティリティーですので、形状は全く異なりますが、多少攻めやすかったかも知れません。
トレードでのやりにくさの一つに、値幅の問題があります。
同じ値幅で推移していれば、目安やターゲットはつけやすくなりますが、そうでないと、難しくなります。
大きな動きから小さな動きは、トレードチャンスが無くなるだけで済みますが、問題は、小さい動きから大きな動きの場合です。
この時に小さな動きの感覚でトレードしていると、大きな痛手を受けることがあります。
思惑方向に動いた時は問題ありませんが、損失方向に向いて、ロスカットを設定していないと、思いっきり負債を抱えることになります。
では、いつ節目の動きをするかということですが、これは誰にもわかりません。
一般的には、重要経済指標ですが、それだけでなく、要人発言にもかなり警戒が必要です。
現在は、トランプ大統領の発言がかなり意識されており、それによってマーケットも振り回されている感じがあります。
小さな動きで安定的に取るか、不安定ながらも大きな動きで勝負するか、どちらが正解ということはありません。
どうしても大胆な動きに目が行きがちですが、本来は安定的に利益を積み上げていくということの方が精神的にも良いはずです。
一発逆転を狙うのは、ただのギャンブルに成り下がってしまうので、その点は注意していきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
上記のことを鑑みると、大きな動きが出てきそうです。
ただ、高値は追いたくないところです。
1760万に強いレジスタンスラインが存在していますので、それ以上での買いは一旦手仕舞いしておきましょう。
ショートは少し追っていけます。
まずは、1600万円ちょうど、その次のターゲットは1550万円辺りまで狙っていきます。









