ビットコイン相場4月28日~5月4日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの4月28日~5月4日の推移を振り返る
では、4月28日~5月4日のチャートを見てみましょう。

上昇転換となりました。
最大上下幅は、約90万円と狭い推移となっています。
始値から神経質な細かい動きがあり、下落ブレイクと思わせて上昇転換となりました。
注目レートに到達後は高値付近をウロチョロしてから下落となっています。
日本の長期連休中、今のところは動きが全体的に鈍いという状態という感じです。
長期連休中は、一般トレーダーはここぞとばかりにトレードに前のめりになりがちですが、この姿勢は非常に危険です。
1日中数多くトレードして結果的に利益を出すというのは、実はかなり難しいものです。
勝っていれば、「もっと利益を」と思って、負けていれば「なんとか取り返そう」としてトレード数が膨らんでいきます。
その結果利益を削ってしまったり、損失を大きく出してしまうケースがよく見られます。
暗号資産相場では動きが鈍かった先週ですが、為替相場では大きな動きが見られ、ゴールデンウィークも相まって、多くのトレーダーが爆死している状態になっています。
トレード数が増えて、比例的に利益を出すのは、プロトレーダーぐらいなもので、一般トレーダーではその辞め時が見出せずに上記の悪循環を招いてしまうことが本当に多いものです。
普段なかなか取れないトレードの時間ですが、エントリーチャンスでなければしっかりと待つようにしたいものです。
得意なマーケット状況であれば、多少積極的になるのも仕方がありませんが、冷静さは保つように意識しておきましょう。
「ついつい」・「なんとなく」・「思わず」・「うっかり」ということが、致命的なミスにつながります。
ミスは誰でもあるものですし、トレードの世界でも後悔は頻繁に起こりえるものですが、そのリスクの確率は減らす努力はしておきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
先週の終値付近の下落はちょっと嫌な感じがします。
ただ、元のレートに戻ってきたという考え方も出来ますので、下げ止まりは出てくると思われます。
そのゾーンが1300万円台の中盤、そこからは様子を見てみたいです。
上下どちらにも流れていく可能性があります。
こういう時はダマシのような動きも見られやすいので、フライングのエントリーには注意しましょう。