ビットコイン相場3月10日~3月16日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの3月10日~3月16日の推移を振り返る
では、3月10日~3月16日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約150万円ほど、ターゲットラインの1180万円は簡単に達成しました。
その後はさらに下落し、1120万円辺りまで下落しています。
この1週間での注目は、この前半部の推移です。
下ヒゲが出たところですが、1160万円辺りは私も注目していました。
ここは、他のトレーダーもそれなりに注目していたラインだと思います。
ですので、ここらへんをサポートラインとしてレートが到達した後は、反発するという思惑が多く、実際に反発してきています。
その後、再度下落後はブレイクしますが、このラインに下方から戻ってきています。
少し揉み合い後、上昇して再々度下落でこのラインに到達と、何回もこのラインを挟んで上下しているのが見て取れます。
重要なラインというのは、このように揉み合いが起きるのが普通です。
キレイに反発や反転することもありますが、1回だけで済むということは少ないです。
特に最重要とされるラインでは、短めの時間足で観察すると、かなり跨(また)いだりうねったり不安定な動きになることが多いです。
マーケットでは多く見られる事象ですので、頭に入れておくとよいでしょう。
重要ラインは効くものの、このようにアップダウンやムラがあるので、トレードには向かないという意見もありますが、それは使い方次第でしょう。
トレンド戦略では、役には立ちませんが、レンジ戦略では効果はあります。
ただ、気をつけたいのは、いつも同じような動きになるかというとそうではないというということです。
そこが相場の難しさでもあるというところでしょうか。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
今年1月下旬、トランプ大統領の就任時の最高値の1700万円台をつけてから、徐々に下落傾向になってきている感じです。
ですので、基本的には下落を狙っていきたいところです。
ただ簡単には下がってこないでしょうし、一時的な上昇も見られるでしょう。
1180万円辺りは引き続き注視したいですし、レジスタンスラインとして1280万円辺りも注目のラインです。
少し難し目の週になりそうですので、突っ込んだトレードには注意したいところです。