仮想通貨(暗号資産)サンド(The Sandbox/SAND)の特徴

仮想通貨(暗号資産)サンド(The Sandbox/SAND)の特徴

「サンドボックス(The Sandbox)」は2022年後半にリリースされる予定の最新のブロックチェーンベースの仮想世界のゲームであり、そのサンドボックス内で使用される通貨が「サンド(SAND)」になります。

「サンドボックス(The Sandbox)」は、ブロックチェーンの特性を生かし分散型自立組織(DAO)とNFTの機能を組み合わせ、分散型のプラットフォームを目指しています。

今回はこの「サンド(The Sandbox/SAND)」について解説していきたいと思います。

サンド(The Sandbox/SAND)のアウトライン

発行上限30億枚
特徴期待のNFTゲーム
発行開始2011年
コンセンサスアルゴリズムプルーフ・オブ・ステーク

サンドボックスは、イーサリアムのブロックチェーン上で提供されているNFTゲームです。

ランド(LAND)と呼ばれるメタバース上の仮想の土地を提供しており、ユーザーはランド上で使用するキャラクターやアイテムの作成や、オリジナルのゲームの作成を楽しむことができます。

また、ランドの貸し出し、作成したキャラクターの販売、作成したゲームのプレイなど、サンドボックスを利用したお金を生み出す方法も様々です。

サンド(SAND)はサンドボックス内で通貨として流通しているトークンで、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるERC-20トークンの一つでもあります。

サンド(SAND)はプラットフォーム内の仮想空間であるランドや自作のアイテムを取引したり、ゲーム等のイベントに参加したりする際に使用されます。

サンド(The Sandbox/SAND)の特徴

サンドボックスの特徴を挙げていきます。

メタバース上の土地での売買や賃貸

メタバース上の土地ランド(LAND)は具体的には、166,464区画が用意されており、1区画(1LAND)は96m×96m、高さ128mです。

ランドを所有した人は、土地を自由に使うことができて、イベントを開催することや、ゲームを作って訪れた人に楽しんでもらう、といったことも可能です。

また、ランドは有料で貸し出しが可能です。

1区画が数百万〜数億円と非常に高価であるため、ゲームを作って公開したくてもできない人がいます。

ランドの一部を安く貸し出すことで、クリエイターが活動しやすい環境を提供しています。

現実世界の土地と同じように、色々ななビジネススタイルが誕生している点もサンドボックスの魅力です。

ゲームやジオラマなどを有償で提供することも出来る

自身で作成したジオラマやゲームなどを、他のプレイヤーに有償で提供することが出来ます。

もちろん、無料でも提供することが出来ますが、有料で提供した場合には、他のプレイヤーに遊んでもらうことでサンドで収益を得ることが出来ます。

作成したキャラやアイテムをNFTマーケットプレイスに出品出来る

オリジナルキャラクターやアイテム等を作成して、NFTマーケットプレイスに商品として出品することが出来ます。

これもサンドで取引されるので、サンドで収益を得ることが出来ます。

サンド(The Sandbox/SAND)の今後

サンドボックスの将来性について挙げておきたいと思います。

メタバース市場の成長

メタバース市場は確実に拡大していきます。

一般のニュースでも報じられる回数も増えてきました。

ユーザー数は数十億人、市場規模も1000兆を超える可能性があるとも言われています。

サンドボックスは、代表的なNFTゲームになると予想されることもあり、仮想通貨(暗号資産)サンドを含めて良い影響を与えることでしょう。

大手企業の参入

世界の大手企業、国内の大手企業が続々と参入してきています。

スポーツメーカーの「Adidas(アディダス)」、イギリス大手メガバンクの「HSBC」、ゲーム制作の「スクウェアエニックス」、様々なアーティスト抱える「エイベックス」、商業ビルの「SHIBUYA109」など、あらゆる分野から生活圏となりえるものが注入してきています。

今後もその勢いは止まりそうにありません。