仮想通貨（暗号資産）アルゴランド（ALGO）の特徴

仮想通貨（暗号資産）アルゴランド（ALGO）の特徴

「アルゴランド（ALGO）」は、ブロックチェーンのセキュリティーや拡張性・分散性、などの長年の問題を解決したパブリックブロックチェーンです。

信頼性と機能性が非常に高く、一般ユーザーはもちろん、プロジェクトや大手企業・政府などの国家までもが注目しています。

今回は、この「アルゴランド（ALGO）」について解説していきたいと思います。

アルゴランド（ALGO）のアウトライン

アルゴランドは、従来の管理者がいる中央集権型金融と、DeFi（分散型金融）を統合をした未来の金融「FutureFi」を目指すブロックチェーンプロジェクトです。

誰でもネットワークに参加できる「パブリックブロックチェーン」を根底としていて、独自のコンセンサスアルゴリズム「ピュア・プルーフ・オブ・ステーク」を導入することで、従来のブロックチェーンの問題を解決しました。

超高速取引、高いセキュリティ、システムの拡張性、幅広い分散性など、アルゴランドの機能性は非常に高いレベルと言えるでしょう。

独自発行トークンの「ALGO」を所有するだけで、数量に関わらずガバナンスに参加できるという、個々の意見を尊重する体制も持ち合わせています。

アルゴランド（ALGO）の特徴

アルゴランドの特徴を挙げていきます。

「ピュア・プルーフ・オブ・ステーク（PPoS（Pure Proof of Stake））」でブロックチェーンの問題を解決

ブロックチェーンには「トリレンマ」という問題を抱えていました。

どれか2つを優先すれば、1つはおろそかになってしまうという状態です。

これを、「ピュア・プルーフ・オブ・ステーク（PPoS（Pure Proof of Stake））」で解決しています。

保有しているトークン数に関係なくネットワークに参加が可能であり、バリデータ（ブロック承認の役割）をランダムに選出することで、セキュリティーを上げ、承認されるブロックは1つで、ブロックチェーンが分岐（フォーク）せずに全ての取引が有効になります。

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2022.02.28

ガバナンスに気軽に参加できる

アルゴランドは、「ALGO」を保有するすべてのユーザーで、コミュニティーの運営方針などについて投票などができるようになっています。

これは、「ALGO」の保有量に関係なく参加ができますので、1つのALGOのみでもOKです。

ユーザー全員でアルゴランドを成長させていくという心意気が感じ取れます。

アルゴランド上の資産を統一している

アルゴランド上では、NFTなどの全ての資産を「ASA」として利用されています。

ネイティブトークンは「ALGO」ですが、それ以外のアルゴランド上で発行される資産は全て「ASA」になります。

統一することによって、チェーンに組み込まれているので、DEXでASAが発行された瞬間に利用できる高速さがあり、しかもトランザクションの完了も速いので、取引コストが低く抑えられます。

アルゴランド（ALGO）の今後

アルゴランドの将来性について挙げておきたいと思います。

「FutureFi」の実現

アルゴランドが目指す未来の金融に「FutureFi」というものがあります。

これは、現在と未来における金融サービスを融合させるモデルを指します。

この「FutureFi」の注目点として、メインのチェーンの他に非オープン型のアルゴランドの機能を引き継いだプライベートチェーンの「コ・チェーン（Co-Chains）」の存在があります。

許可が必要なコ・チェーンは、セキュリティーが高いので安全に運用出来て、相互運用性もあり、デジタル通貨として政府や国が採用しているとこともあります。

ブリッジ機能とオラクル機能のプログラム実装

イーサリアムからネットワークの橋渡しをする機能（ブリッジ）と外部データをスマートコントラクトに追加する機能（オラクル）を実装予定です。

これが活用になると、利用者もさらに増えていくことでしょう。

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2022.03.07

オープンソースによる開発の発展

開発者が利用しやすいプログラム（Javaなど）をサポートしており、世界中のシステムエンジニアがアルゴランドに参加しやすい環境を整えています。

アプリケーション、ユーティリティなど多くの分野でオープンソースとなり、開発者がアルゴランド上で開発・構築することを簡単にさせています。

様々なアプリがアルゴランド上で開発されることで、必然的に利用者が増えてくることが予想されます。