仮想通貨(暗号資産)TOMOチェーン(TOMO)の特徴
仮想通貨(暗号資産)が生まれる企業やグループには、欧米が多く存在します。
最近は、中国・香港系の仮想通貨(暗号資産)も増えてきています。
特に2023年は香港の仮想通貨(暗号資産)の規制が緩和されるので、香港マネーが大量に仮想通貨(暗号資産)のマーケットに流れてくることが予想されます。
「TOMOチェーン(TOMO)」は中国・香港系の仮想通貨(暗号資産)ですので、これからが期待されています。
今回は、この「TOMOチェーン(TOMO)」について解説していきたいと思います。
TOMOチェーン(TOMO)のアウトライン
発行上限 | 1億枚 |
特徴 | イーサリアム強化 |
発行開始 | 2018年3月 |
コンセンサスアルゴリズム | Proof-of-Stake Voting(PoSV) |
TOMOチェーン(TOMO)はスケーラビリティとスマートコントラクトを併存させたパブリックブロックチェーンです。
イーサリアムのブロックチェーンのスケーラビリティを強化しようとするもので、プラットフォーム上で1秒あたりのトランザクションの数を増加させ、より多くの人が仮想通貨(暗号資産)を使う未来にするという目標を達成しようとしています。
また、DAppsに欠かせないスマートコントラクトのスケーラビリティを強化することも目標です。
TOMOチェーン(TOMO)の特徴
TOMOチェーン(TOMO)の特徴を挙げていきます。
高いスケーラビリティ
TOMOチェーン(TOMO)は2000トランザクション/秒という高いスケーラビリティを誇ります。
これはビットコインやイーサリアムなどと単純に比較して100倍以上の処理速度です。
また、2秒のブロックタイムを達成しています。
ブロックタイムは、新たなブロックが生成される平均的な時間を指します。
この短いブロックタイムは、取引の確認時間を大幅に短縮し、送金から着金までの素早い取引の実行を可能にしています。
ガス代が0
ガス代が0であることも特徴です。
ガス代が0ということは、ユーザーがTOMOチェーン(TOMO)上で行う取引において、追加の費用を気にすることなく自由に行えることを意味します。
EVMと互換性がある
EVM(Ethereum Virtual Machine)と互換性を持ちます。
EVMとは、イーサリアムのブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行するための仮想マシンのことで、このEVMとの互換性により、TOMOチェーン上で、イーサリアムで開発されたスマートコントラクトやDAppsが実行可能になります。
TOMOチェーン(TOMO)の今後
TOMOチェーン(TOMO)の将来性について挙げておきたいと思います。
セキュリティが高い
TOMOチェーンは高度に分散化されたマスターノードのネットワークによって保護されているので、安全性が高いです。
TOMOチェーンプライバシーを通じて実現されていて、二重検証によるセキュリティ性・ランダム化・ウォレットアドレスなどのトランザクションデータの暗号化を通じて、匿名の取引が可能になっています。
SNS上でやりとりを完結させる
TOMOチェーンは最終的な目標として「SNS上でのお金のやり取りを簡単にすること」が掲げられています。
ですので、実際にTOMOチェーン上で運用されているSNSの登録者数が増えていくかどうかが今後の課題となります。
SNSの登録者数が増えていかなければ、通貨の利用価値がなくなってしまいかねません。
今後どのようにSNS登録者数を増やしていくのかが注目されます。