仮想通貨(暗号資産)FTXトークン(FTT)の特徴
「FTXトークン(FTT)」とは、仮想通貨(暗号資産)海外取引所のFTXのオリジナルのトークンです。
FTXは、世界最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所で、バイナンス・コインベースに次ぐ世界最大手に属するデリバティブ取引所です。
FTXは、メジャーリーガーの大谷翔平選手やプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手と提携していることで、日本でも注目を集めつつあります。
今回は、「FTXトークン(FTT)」について、取引所のFTXも含めて解説していきたいと思います。
FTXトークン(FTT)のアウトライン
発行上限 | 約3億5000万枚 |
特徴 | ステーキングメリットが大きい |
発行開始 | 2019年5月 |
FTXトークンは保有するだけでメリットがあり、手数料が割引されたりステーキングを行って報酬をもらうことも出来ます。
業界トップのバイナンス(Binance)の取引所トークンであるバイナンスコイン(BNB)と同じような感じです。
そのバイナンスに続く躍進ぶりを見せているのがFTXトークンです。
FTXはデリバティブ取引が特徴の取引所で、各仮想通貨(暗号資産)から派生した金融商品をを取り揃えています。
レバレッジ掛けた状態で一つの商品としてトークン化した「レバレッジトークン」は、その特徴から、通常のレバレッジ取引のような証拠金が不要で、ロスカットが発生しないトークンとして話題になりました。
また、複数のアルトコインをセットにしてトークン化した「インデックストークン」は、連動するトークンで取引を行えます。
日本で言うところの日経平均、米国で言うところのNYダウなどと連動するインデックスの仮想通貨(暗号資産)版です。
このようにユニークな商品構成で、一気に世界三大仮想通貨(暗号資産)取引所に食い込んできています。
FTXトークン(FTT)の特徴
FTXトークンの特徴を挙げていきます。
ステーキングのメリットが大きい
ステーキングすることで様々なメリットを享受できます。
手数料の割引
一定数FTXトークンを保有していると、手数料が割引されるだけでなく、メイカー手数料として手数料がもらえる仕組みがあります。
投票権の獲得
FTXのガバナンストークンという機能も持ち合わせているので、運営の投票に参加が出来ます。
エアドロップがある
SRMというトークンがもらえます。これはステーキングしていなくても一定数保有していればもらえますが、ステーキングしていると、さらにボーナスとしてもらえます。
イーサリアムとERC-20系のトークンの出金手数料が無料
イーサリアムはガス代の高騰により出金手数料が基本的にかかりますが、これが無料です。
IEO参加のチケットがもらえる
バイナンスにもありますが、IEOに参加するための権利チケットがもらえます。
バーンが行われている
FTXトークンでは、全取引手数料の1/3の相当額を買い戻しバーンに使用しています。
この買い戻しとバーンは、FTXトークンの半分になるまでは、最低でも継続される見込みです。
FTXトークン(FTT)の今後
FTXトークンの将来性について挙げておきたいと思います。
プロスポーツとの提携・資金の提供
プロバスケットボールのNBAのホームアリーナ命名権の獲得、プロアメリカンフットボールのNFLの大物選手とスポンサー契約をして、その支払いに仮想通貨(暗号資産)を用いたり、NFLスーパーボールのスポンサーにもなりました。
また、プロ野球メジャーリーグの公式パートナーでもあります。
このように、知名度をグングンと挙げていることも、FTXトークンの価値の上昇に寄与しそうです。
日本の顧客に向け仮想通貨(暗号資産)取引所「FTX Japan」の開設決定
かなりホットなニュースですが、規制が厳しい日本に仮想通貨(暗号資産)取引所「FTX Japan」の開設が決定しました。
日本市場はかなり大きいと見込んでの開設でしょう。
これにより、注目度はさらに上がることは間違いなしです。
大谷翔平選手がアンバサダーになった経緯もうなづけます。