「M2E」とは?わかりやすく解説します

「M2E」とは?わかりやすく解説します

NFTゲームのマーケットでは、遊んで稼ぐという「Play to Earn」という仕組みが話題になっています。

続々とNFTゲームは開発されており、今後も増えていくことでしょう。

そして、次のムーブメントが「M2E」です。

「Move to Earn(ムーブ・トゥ・アーン)」と呼びます。

これは、ユーザーが動くことで稼ぐという意味で、すでに大きな話題となり、メディアにも紹介されてきています。

今回は、この「M2E」について解説していきたいと思います。

M2Eとは

「M2E」とは「Move to Earn(ムーブ・トゥ・アーン)」の略で、「move(うごく)」と「earn(稼ぐ)」をかけ合わせた造語です。

ユーザーが実際に動くことで、報酬を得ることが出来る仕組みを指します。

スマホの加速度センサーやGPS等と連動することで、ユーザーのランニングやウォーキング量に応じて仮想通貨(暗号資産)をもらえるようになっています。

特にゲームをする時間はなくても、歩く・走るというような日常的な動作で稼げることから、M2Eは大きな注目を集め始めています。

M2Eで稼げるカラクリ

M2Eでの詳しい稼ぎ方について挙げていきたいと思います。

歩く・走ることで報酬を得る

M2Eで基本的に稼ぐ仕組みは、歩く・走るという動作で仮想通貨(暗号資産)を得ることが出来る方法です。

仮想通貨(暗号資産)以外にも、歩く・走るだけで、ゲーム内で使用できるNFT化されたアイテムを得ることも出来ます。

まさに運動を報酬に変えるという新しい視点と言えるでしょう。

初期投資として、ゲーム内で使用するアイテムのデジタルスニーカーを購入する必要があります。

この値が高ければ高いほど、動いた距離の単価が上がる仕組みになっています。

また、複数のスニーカーを所持することによって、効率的に報酬が上がるようになっています。

得た仮想通貨(暗号資産)やNFT売買での報酬

運動して得た仮想通貨(暗号資産)やNFTは、仮想通貨(暗号資産)の取引所やマーケットプレイスで売買することが出来ます。

マーケットプレイス

NFTを購入したり、ユーザー同士でNFTを売買することができるプラットフォーム

ゲーム内で使用するデジタルスニーカーを購入して、レベルアップをさせながら進めていきますが、このスニーカーはNFT化されているためにコピーできません。

すなわち、独自のデジタルスニーカーとなり、レベルアップ後のスニーカーに高値がつくこともあります。

また、プレイするゲームによって変化しますが、複数のスニーカーをかけ合わせて、新しいデジタルスニーカーを生み出す機能も実装されていたりします。

歩くだけでなく、NFT売買での稼ぎ方が出来るのも特徴と言えるでしょう。

M2Eのメリット

M2Eのメリットを挙げていきます。

日常動作から稼ぐことが出来る

M2Eの一番のメリットは、やはり、日常的な動作で稼げるということです。

P2Eの場合、わざわざゲームする時間を確保しなければなりませんが、歩くという動きは、必ず誰でも行います。

この手軽さゆえに、爆発的なブームを引き起こす可能性があります。

運動習慣が自然に身につく

稼ぐだけでなく、運動習慣を継続させることが出来るというのも大きな点です。

運動習慣を付けるには、モチベーションの維持が問題になりますが、報酬という大きなエサが目の前にぶら下がっているわけですから、運動せざるえません。

まさに一石二鳥と言えるのではないでしょうか。

仮想通貨(暗号資産)の新しい可能性

仮想通貨(暗号資産)は、一部の人だけが投資・投機としてやるもの、というイメージが未だにありますが、その概念を打ち破る概念を持っています。

仮想通貨(暗号資産)のマーケット自体を大きく変貌させていく可能性があります。

M2Eのデメリット

M2Eのデメリットを挙げておきます。

初期投資がかかる

M2Eを始めるにあたって、どうしても初期投資は必要です。

M2Eで最も有名な「STEPN(ステップン)」ですと、デジタルスニーカー1足が10万円弱します。

リアルで購入するスニーカーが1万円以下で購入出来ることを考えると、手を出しにくいとも言えます。

動かなければ稼げない

当たり前ですが、歩いたり走ったりしなければ、報酬は得られません。

普段から面倒くさがりだと、長続きしない可能性もあります。

むしろ、P2Eの方が向いているという人もいるでしょう。

まとめ

「Pokemon GO(ポケモンゴー)」に代表される、位置情報を使ったスマホゲームやアプリは、報酬を得る時代に突入してきました。

投資家からも注目を浴びていますが、ユーザーとして健康維持のために参加するのもありでしょう。

現在は「STEPN(ステップン)」がその代表格ではありますが、その他にも多くのプロジェクト、アプリが立ち上げられる予定です。

これからもM2Eの動向に目が離せない状態になりそうです。