ビットコイン相場9月16日~9月22日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの9月16日~9月22日推移を振り返る
では、9月16日~9月22日のチャートを見てみましょう。
1週間を1時間足で表示させています。
上昇展開となっています。
ただし、注目の900万円に到達してからは、鈍いレンジ推移になりました。
ここらへんがレジスタンスラインとなり揉み合っている感じです。
先週のチャートでの注目は、上昇時のローソク足と下落のローソク足の勢いの違いです。
上昇時のローソク足は、実体が長目で押し目に当たる下落は細かいローソク足の出現となっています。
ローソクの足の実体が長いということは、その分だけ力が上下に流れているということですので、「その長さの方向=上下の方向」、と捉えてもらっていいでしょう。
後半はローソク足自体の大きさが小さくなり、揉み合いになっているのが見て取れます。
前半部と比較するとよく分かるかと思います。
ローソク足は基本のテクニカルですが、「酒田五法」を始めとするように、現在でもそれだけでも相場の解析ができるものです。
基本に立ち返りながら学習や検証をしてみてください。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
高値の920万円付近の攻防をどう捉えるかです。
直近の最高値ですから、ここを確実にブレイクしていくと、1000万円に向かっていく形になります。
今までの動きを見ると中々の強さのレジスタンスラインであり、確実にブレイクしていくまではロングには乗れない感じです。
一方下落のレジスタンスラインとして注目したいのが、880万円付近です。
ここで一旦反発をする感じになり揉み合い、その後860万円前後でをターゲットとしてショートを仕掛けていきます。
下落をしても大きなトレンドを描くというより、この860万円~880万円辺りで落ち着くような推移も出てきそうではあります。