ビットコイン相場5月12日~5月18日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの5月12日~5月18日の推移を振り返る
では、5月12日~5月18日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約70万円と狭い動きになっています。
値幅は少なく、方向感がつかみにくい1週間でした。
ですので、勝負が出来たのも前半までで、終値付近で動きが大きくなったものの、後半のボラティリティーの少なさはトレーダー泣かせとなったハズです。
このような時は、少し大きめの時間軸に切り替えてみて、レンジ幅を決めてのトレードがうまくいきます。
よくいただく質問で、「為替相場と暗号資産相場、どちらを軸にした方がいいでしょうか?」
というものがあります。
これは、現在の状況でなければ、為替相場と回答しています。
暗号資産の場合、為替と異なり、急変もするので難しいこともあるのですが、現況は、為替相場もかなり難しい情勢であり、どちらがいいということはありません。
また、暗号資産の場合、テクニカルは有効なのですが、FXを長年やってきた身からすると、元々の値幅が大きいということと、不規則な動きも見られがちなので、為替相場の方がやりやすいと感じています。
ただ、先に挙げたとおり、近況は、為替相場の難しさが際立っています。
その他の商品相場も簡単な状況ではないので、どこのマーケットを攻略していってもいいとは思います。
株式に関しては、テクニカルが有効ではあるものの、業績や企業発表により、その比重は低くなるので、テクニカルの学習で最優先すべきマーケットではありません。
チャートリーディングを学習したいということであれば、まずFXをメインに考えておきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
現在のところどちらに動いてもおかしくない状況です。
日足ではグイっと伸びて小休止、グイッと伸びて小休止を繰り返してきて、このサイクルを考えると、急上昇してくる可能性があります。
そうなると、1640万円を目指す展開を考えていきます。
下落に転換ということになれば、1420万円を目指すイメージです。
為替相場と同様に急変することも考えて、リスクは抑えてのトレードは心がけていきましょう。