仮想通貨(暗号資産)ボバ(BOBA)の特徴
「ボバ(BOBA)」は、BOBAネットワークと呼ばれるブロックチェーン上で利用できるトークンです。
イーサリアムの課題であるスケーラビリティ問題などを解決するために、実用的なレイヤー2として開発されました。
今回は、この「ボバ(BOBA)」について解説していきたいと思います。
ボバ(BOBA)のアウトライン
発行上限 | 5億枚 |
特徴 | イーサリアムのレイヤー2技術を持つ |
発行開始 | 2021年9月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ワーク |
BOBAネットワークは、オープンソースのイーサリアムレイヤー2の開発技術であるOptimismコードから派生したサブカテゴリに分類されるネットワークです。
ボバ(BOBA)はBOBA DAOでガバナンストークンとして利用されます。
また、BOBAとは「タピオカ」「タピオカジュース」のことであり、開発メンバーは「ボバを飲むと誰もが笑顔になる」という理由から名前がつけられました。
ボバ(BOBA)の特徴
ボバの特徴について挙げていきます。
ガス代の節約
ボバは、もともとイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発されたレイヤー2の仮想通貨(暗号資産)です。
レイヤー2とは、イーサリアムのブロックチェーン以外で取引処理をする技術のことです。
イーサリアムのブロックチェーンはレイヤー1であり、取引量の増加に比例してガス代と呼ばれる手数料が高額になります。
負担がかかる作業をレイヤー1以外で行うことで、負荷を軽減させてスムーズに処理ができ、結果としてスケーラビリティ問題を解決できるため、ガス代の節約になるということです。
高速な取引処理が可能
BOBAネットワークでは、数分で入出金が可能になっています。
今までのレイヤー2では、数十分以上、ひどい時は数時間かかることもありました。
NFTアートの作成と販売
BOBAネットワークでは、NFTアートを簡単に作成し販売できます。
NFTのブリッジ機能というものがあり、作成したNFTは、レイヤー1とレイヤー2などの異なるレイヤー同士でも自由に移動させられます。
これにより、他のブロックチェーンにもNFTアートを送ることが可能になっています。
高度なセキュリティー
ボバが活用しているレイヤー2は、イーサリアムのレイヤー1の堅牢なセキュリティーを活用でき、高いセキュリティー性を維持できます。
高度なアルゴリズムの実装
従来のオンチェーンでは実行が困難だった、高度なアルゴリズムを実装できる点も特徴です。
これにより、他のブロックチェーンでは実装できなかった高度な機能を利用できるようになりました。
ボバ(BOBA)の今後
ボバの将来性について挙げておきたいと思います。
多くの企業との提携を果たしている
ボバがすでに数多くの企業と提携をしています。
今後も新たな企業との連携により、実用性が認知されて人気になってくることが考えられます。
イーサリアムの問題の解決での需要増加
ボバはイーサリアムの問題を解決するために開発されたプロジェクト・仮想通貨(暗号資産)です。
イーサリアムから派生した仮想通貨(暗号資産)は結構な種類がありますが、ボバは、高い技術力で将来性が期待されている一つと言えます。
新規取引所での取り扱い
マイナーな仮想通貨(暗号資産)ではありますが、国内のビットバンクでは上場しています。
今後も他の取引所での上場が決まれば、価格は上昇することと思われます。