仮想通貨(暗号資産)クーコインシェアーズ(KCS)の特徴
仮想通貨(暗号資産)には、取引所独自の通貨というものがあります。
バイナンスの「バイナンスコイン」、オーケーイーエックスの「OKB」、FTXの「FTXトークン」などがそれにあたります。
その他に、クーコイン(KuCoin)が発行する「クーコインシェアーズ(KCS)」があります。
今回はこの「クーコインシェアーズ(KCS)」について解説していきたいと思います。
クーコインシェアーズ(KCS)のアウトライン
発行上限 | 2億枚 |
特徴 | 取引所KuCoinのトークン |
発行開始 | 2017年9月 |
クーコインシェアーズは、暗号資産取引所のKuCoinが発行している暗号資産です。
総発行数の2億枚のうち、1億枚はKuCoin側の保有、残りの1億枚がマーケットで取引されています。
一定の年数が経過しないと売却できないロックアップ期間と、一定期間ごとのバーンにより、下落を防いでいます。
保有するだけで利息が発生するだけではなく、取引手数料が安くなるなど、KuCoinユーザーにとってのメリットが多いトークンです。
クーコインシェアーズ(KCS)の特徴
クーコインシェアーズの特徴を挙げていきます。
配当がもらえる
クーコインシェアーズを保有していると、KuCoinボーナスという配当を得ることが出来ます。
配当が占める割合は、KuCoinの全取引手数料の50%と大きく、ユーザーへの還元度が大きいのが特徴です。
一定量の保有以上で特典がもらえる
クーコインシェアーズを一定量以上保有していると、サービスの優先やマンツーマンのコンサルティングなどの特別な特典を受けることが出来ます。
大口になればなるほど、優遇されます。
仮想通貨(暗号資産)の人気投票に使用できる
KuCoinでは、新規上場の通貨を決める人気投票を不定期的に開催しています。
クーコインシェアーズでは、この人気投票のチケットにもなります。
上場候補に投票するだけでなく、上場させてほしい仮想通貨(暗号資産)をリクエストすることも可能です。
定期的にバーンを行っている
バーンは焼却という意味で、コインの流通量を減らして価値を保つことです。
四半期ごとに取引所の利益の10%をバーンに充てています。
クーコインシェアーズ(KCS)の今後
クーコインシェアーズの将来性について挙げておきたいと思います。
取引所KuCoinの成長
KuCoinは2017年にオープンした取引所です。
古くからあるわけではありませんでしたが、取り扱い銘柄の豊富さと、トレードビューを用いた分析のしやすさ、プラットフォームの扱いやすさで取引量を着実に増やしてきました。
日本語にも対応しているので、日本人ユーザーも多いです。
今後も取引量の増加が見込まれ、同時にクーコインシェアーズにも注目が集まることでしょう。
分散型取引所(DEX)での採用
KuCoinは分散型取引所(DEX)の運営目指していて、そのDEXでの中心通貨としてクーコインシェアーズを採用する予定です。
大手中央集権型の取引所のDEXですから、必然的に注目度は上がります。
その中心通貨としてクーコインシェアーズが使用されれば、その価値も同時に上昇すると思われます。