ビットコイン相場11月3日~11月9日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの11月3日~11月9日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約180万円と動きは比較的活発です。
始値が最高値となり、下落していき、下落のターゲットにしっかりと到達しました。
下落しきった辺りでは、ローソク足のトンボの形状が出て、そこから上昇はしましたが、1600万円到達後は失速気味に推移しています。
その後、それまでのローソク足実体での安値を探り、揉み合い、ヒゲの安値を目標に下落しています。
ここが強めのサポートラインとなり、上昇、細かく揉み合った後に、終値に向けて上昇してきた1週間でした。
レンジとは言え、全体的には下落傾向が見えたという感じです。
注目点は前半の下落の下げ止まり付近です。
ここは、ローソク足でトンボのような形状が出ています。
酒田五法などのローソク足分析は、有効でないこともありますが、この部分では、2回同じような形状が出ています。
ですので、反転する可能性は高くなりました。
このように、単独ではなく複数でサインが出れば、その有効性は高くなると感じています。
また、ローソク足での分析をする時は、全体的な流れにも注意すべきでしょう。
下落トレンドが明らかな時に上昇サインが出て鵜呑みには出来ないでしょう。
部分的なところだけを見て判断するのではなく、現在までどのような推移を辿ってきたのかということを考慮しながら、サインを勘案すると利益に繋がることが多いです。
ローソク足だけでなく、他のインジケーターでのサインやチャートパターンなども合わせていけば、その確度は上がっていくはずです。
ただ、それでも機能しないこともあります。
確率が高い方向に仕掛けても全てが成功するわけではありません。
やはり、マーケットは基本的にランダムに動くということは、必ず頭に入れておきたいところです。
数学のような正解は存在しないということは、改めて意識ておきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
終値が上昇してきて始値にターゲットを移してきています。
ですので、まずロングを狙ってみたいところです。
先週の始値1710万円を達したら今度はショートを仕掛けます。
その後は少し様子を見てみたいです。
1630万円付近のラインを軸に考えていきます。
どちらかに振れれば、ブレイクアウトを狙ったトレードでもいいと思っています。









