ビットコイン相場9月8日~9月21日の動き
ビットコインの相場を2週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの9月8日~9月21日の推移を振り返る
上昇トレンドからのレンジ相場となりました。

出張などがあり、2週間まとめての更新になります。
レジスタンスラインまで急進した最初の1週間後は、値幅を広げてきた後半の1週間という形です。
始値は乱高下レンジで、どちらに進むかわからない状況から、急上昇気味に推移しました。
最高値は想定したラインとなり、そこからは、小動きとなっています。
次の1週間は、難しいレンジで、下落様相を見せましたが、下ヒゲからの上昇を繰り返して上昇ブレイクしています。
ただ、そのブレイク後は押し戻されて、上昇トレンドとまではいきませんでした。
元のレンジ幅に戻り終値を迎えています。
特に先週は難しかった感じになっています。
チャートは、セオリーどおりに進めば問題ないのですが、ブレやノイズ、そしてダマシという状況が頻繁に起きます。
前半の下落ブレイクが起きそうで起きない動き、その次の上昇ブレイクからの下落によるダマシ、共にトレーダーを迷わせます。
それでも前半ブレイク判断では、長い下ヒゲの連続で、持ちこたえるような感じになっていたというのは、セオリーどおりとも言えます。
ダマシに関しては、これと言った対策がありません。
あるとすれば、長期の時間軸でレジスタンスラインを探るということですが、そこまで届かずということも往々にしてあります。
ですので、損切りやストップをしっかりと入れて、ブレイクしても糠喜びしないようにするという感じがいいでしょう。
思惑通りに伸びていけば、トレーリングストップなどを利用して利益を伸ばしていくということも出来るので、怖がらずに攻めることも出来ます。
特に先週のような不規則な動きである時は、トレーダーは往復ビンタを食らいやすい状況です。
そうなると、焦って損失を取り返そうとして、さらに傷を深めてしまうことがよくあるものです。
トレードはメンタルコントロールが重要です。
何度もデモトレードや少額でのリアルトレードを繰り返して、トレード中の感情や後の感情などを制御出来るようにトレーニングしていきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
ダマシが出たことで、下落方向へ向かうと見ています。
まずは、1680万円辺りが最初のターゲット、次に、1650万円、1620万円と30万円ほどの刻みでいくような感じです。
細かい利食いを心がけていくと良いでしょう。