ビットコイン相場8月11日~8月17日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの8月11日~8月17日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約100万円とそれなりのボラティリティーとなっています。
始値から上昇したものの、程なく下落、始値付近まで戻してからは細かいレンジ展開、その後再度上昇で史上最高値更新をして、1830万円近くまで伸びました。
そこから利益確定売りとなり、週初めの始値付近を越えて、想定サポートラインまで下がってきています。
乱高下はしていますが、手を出せないようなマーケットではありませんでした。
気になったのは、やはり8月夏休みのメリハリのある相場ということです。
急に慌ただしい推移になり、その値幅も急激に変化することがあります。
その緩急が見られた1週間と感じました。
これは、どの時間軸でも起こり得ることですので、トレードする時は、意識して行うようにしましょう。
最高値更新の見方ですが、2通りのパターンが通常は見られます。
最高値更新をした後に、さらに上昇幅を拡大させてグイグイと伸びていくパターンが一つ。
もう一つは最高値更新後に下落するような今回のパターンです。
最高値というのは、誰もが注目する場面ですから、買う側も売る側も拮抗しやすくはなります。
明確なレジスタンスラインとして機能すればショートで攻めることが出来ますし、ブレイクしてくれば次のレジスタンスラインのターゲットがなければ、もっと上昇する可能性があります。
この見極めは、簡単なようで難しく、ラインピッタリとというわけでもないので、判断は難しいものです。
ですので、少し乗り遅れるぐらいな感じでエントリーするのがよいでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
再度高値を目指すという展開は、今のところキツそうです。
相当なファンダメンタルズ要因がない限りはキツイと見ています。
むしろショート狙いに徹したほうがうまくいきそうな感じでしょう。
大きな下落となれば、1600万円台の前半というところも見ておく必要はあると思っています。