ビットコイン相場12月9日~12月15日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの12月9日~12月15日の推移を振り返る
では、12月9日~12月15日のチャートを見てみましょう。
1週間を1時間足で表示させています。
上昇トレンドとなりました。
前半は下落気味の推移で中盤から強い上昇後→レンジで高値更新していきました。
高値更新幅はそれほど大きくはありませんが、2週続けての高値更新となっています。
最大上下幅は、約150万円程度となっています。
ここ数週間は、週の前半の下落、後半の盛り上がりという傾向が出ています。
毎週同じような傾向が出るとは言えませんが、直近の傾向は侮れませんので、今後のトレードに活かすということもいいような気がします。
注目は高値付近の揉み合いです。
せめぎ合いが顕著に見られ、高値更新の達成感からかすぐに下落をしていきます。
このような動きは仮想通貨(暗号資産)の特徴というわけではありません。
トレードをする人間の心理が深く関係していて、注目レートを達成すると反対売買をして利益を確定させる動きが見られるからです。
機械的、システム的なイメージが強い相場のチャートですが、根本には人間の本質的な思惑ががあるということを理解しておくとトレードに強くなるでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
トランプ次期大統領の仮想通貨(暗号資産)普及の並々ならぬ思いがあり、ビットコイン(BTC)を米国の準備資産に指定する可能性があるとも言われています。
となると、この動きもまだ序の口であり、さらに伸びる可能性が出てくるということになります。
サポートラインとなる支持線は、1570万円まで引き上げていく形でもいいと思っています。
ただ、年末リスクは為替相場では必ずあるものですから、同じく仮想通貨(暗号資産)相場でも考えておかねばなりません。
それでも1500万円を割ることは簡単ではなさそうです。
下がったら買うというスタンスで攻めていきましょう。