仮想通貨(暗号資産)クレジットコイン(CTC)の特徴

仮想通貨(暗号資産)クレジットコイン(CTC)の特徴

仮想通貨(暗号資産)はデジタル資産ですので、実際の資産と結びつけて活用することは普通に考えられます。

その分野で、ブロックチェーンをベースとして、相互運用可能な融資のプラットフォームの提供をしているのが「クレジットコイン(CTC)」です。

今回は、この「クレジットコイン(CTC)」について解説していきたいと思います。

クレジットコイン(CTC)のアウトライン

発行上限約6億枚
特徴ブロックチェーンベースの相互運用可能な貸出プロトコル
発行開始2020年2月
コンセンサスアルゴリズムノミネイテッド・プルーフ・オブ・ステーク

クレジットコイン(CTC)は、実世界の資産をWeb3.0に接続するプロトコルです。

このプロトコルは、Web3.0全体で貸し手・借り手・投資家をつないでいく役割を果たしており、ブロックチェーンの強みを活かした、透明性・信頼性・監査可能性に特化しています。

複数のブロックチェーンにまたがるプロトコルによって、信用実績やローンの条件・返済を記録して、銀行がない国のフィンテック貸付機会の信用リスクの評価を簡単にしています。

クレジットコイン(CTC)の特徴

クレジットコイン(CTC)の特徴を挙げていきます。

信用情報に基づいた金融投資ネットワーク

クレジットコイン(CTC)はブロックチェーンベースの相互運用可能な貸出プロトコルです。

ブロックチェーンではDefiのプロトコルが多く誕生し、誰もが使用できますが、信用情報を問わないために融資の際に過剰な担保を求める傾向があります。

これはシステム上仕方がないところではありました。

クレジットコイン(CTC)では、ブロックチェーンを使用しているので、非中央集権型であり、信用情報に基づいた取引が可能で、もちろん、ネット環境があれば銀行口座がなくても使用が出来ます。

これらの信用情報や取引情報はブロックチェーンに記録されていくので、金融機関は、その情報から信用リスクの評価等を行うことができ、貸す側・借りる側共にメリットがあるプロトコルになっています。

コンセンサスアルゴリズムがNPoS

クレジットコイン(CTC)はコンセンサスアルゴリズムにNPoS(ノミネイテッド・プルーフ・オブ・ステーク)を使用しています。

NPoSは、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)にノミネーターと呼ばれる参加者が追加されるシステムで、ノミネーターがネットワークに参加することで、ブロックチェーンのセキュリティを向上させます。

これにより、セキュリティは保ちながら環境負荷やパフォーマンスの向上が望めます。

ステーキングが可能

クレジットコイン(CTC)では、ステーキングが可能です。

NPoSを採用していることにより、ノミネーターとして、報酬の分配を受けることが出来ます。

クレジットコイン(CTC)の今後

クレジットコイン(CTC)の将来性について挙げておきたいと思います。

競合ブロックチェーンがあまりない

クレジットコイン(CTC)は競合になるようなブロックチェーンが少ないことから、この分野のガリバー的な存在になる可能性があります。

Defiを売りにしているブロックチェーンは数多くありますが、金融取引での信用情報に基づいた取引が可能になっているブロックチェーンはそれほどありません。

ロードマップどおりにアップデートされている

クレジットコイン(CTC)はロードマップどおりにアップデートされていて、ブロックチェーンで汎用性のあるイーサリアムとの相互運用が可能の予定です。

これにより、外部情報が取り込みやすくなり、ユーザーの新規獲得とDAppsの拡大が期待されています。