仮想通貨(暗号資産)STEPN(GMT)の特徴
プレイすることで仮想通貨(暗号資産)を稼ぐことができる、「Play to Earn(プレイトゥアーン)」のブロックチェーンアプリは近年注目されるようになりました。
さらに、「Move to earn(ムーブトゥアーン)」と呼ばれる、実生活で歩いたり走ることで稼げるタイプのアプリケーションも出来ました。
その先駆けとしての人気を集めて、人気を保っているのが「STEPN(GMT)」です。
今回は、この「STEPN(GMT)」について解説していきたいと思います。
STEPN(GMT)のアウトライン
発行上限 | 60億枚 |
特徴 | Move to earnのSTEPNのガバナンストークン |
発行開始 | 2022年3月 |
GMTとは、運動して稼げる「Move to Earn」のNFTゲームの中でも最も有名なSTEPNが発行する仮想通貨(暗号資産)です。
STEPNは「Move to Earn」と呼ばれるジャンルのゲームで、スニーカーNFTを購入して移動することで、仮想通貨(暗号資産)を稼ぐことができます。
STEPNには「GMT」と「GST」の2種類のトークンが存在します。
GSTはゲーム内で主に歩くことで稼げる報酬として受け取れるのに対し、GMTトークンは主に運営への投票権としてのガバナンストークンの役割を持っています。
STEPN(GMT)の特徴
STEPN(GMT)の特徴について挙げていきます。
スニーカーのレベルが一定以上になると稼げる
GMTトークンは、スニーカーのレベルが28以上になると稼ぐことができるトークンです。
レベル27までですとGSTトークンのみ稼げますが、レベル28以上になると、日々のウォーキングやランニングで、GMTトークンとGSTトークンのどちらかを報酬として得るか、選択することができます。
スニーカーの獲得や強化に使用できる
GMTトークンを使うことで、スニーカーのステータス強化や、よりレアなスニーカーの獲得が可能になります。
高額なスニーカーやステータス強化が行われれば、効率的にGSTトークンを稼ぐことが出来ます。
STEPNの運営への参加
GMTトークンを使用することで、STEPNのゲーム運営に参加することが可能になります。
参加方法の一つである「投票」は、GMTトークンをステーキングした期間により、1票当りの影響力が決まってきます。
アクティブユーザーが多いSTEPNですので、その運営に参加することは、プレイする以上の奥深さもあるということでしょう。
STEPN(GMT)の今後
STEPN(GMT)の将来性について挙げておきたいと思います。
様々な企業との提携
STEPNは様々な企業と提携しており、STEPNの経済圏の拡大が進んでいます。
スポーツメーカーの「ASICS」とコラボレーションしたNFTスニーカーや実物のランニングシューズの販売、リーガ・エスパニョーラの名門「アトレティコ・マドリード」とコラボレーションしたNFTスニーカーの販売、「LINE」の独自ブロックチェーン上でSTEPNの開発等を開始しています。
根強い人気がある
一時期ほどの人気はないものの、根強い人気があります。
特に日本のアクティブユーザーは多く、フィットネス志向の強い日本で、健康に関連するアプリとしてSTEPNが知名度を高めるかもしれません。
Apple Payに対応
STEPNアプリはApple Pay決済への対応を開始し、仮想通貨(暗号資産)に慣れていない人がプレイしやすい環境整備を進めています。
Apple Payに対応した初のブロックチェーンゲームと言われており、今後の普及に注目が集まっています。
・GST(ユーティリティトークン)
日々の歩きで稼ぐトークンで、靴のレベルアップなどに利用できます
・GMT(ガバナンストークン)
保有することで開発に関する投票等に参加出来ます