仮想通貨(暗号資産)Band Protocol(BAND)の特徴
現代社会ではデータは命とも言えるような価値を持つようになりました。
私達は、データを活用し、活用されて生活をしていると言っても過言ではないでしょう。
このデータをブロックチェーンで活用したものが、「Band Protocol(BAND)」です。
今回は、この「Band Protocol(BAND)」について解説していきたいと思います。
Band Protocol(BAND)のアウトライン
発行上限 | 1億枚 |
特徴 | データ提供の分散型プラットフォーム |
発行開始 | 2019年9月 |
コンセンサスアルゴリズム | デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク(DPoS) |
Band Protocol(BAND)は実世界のあらゆるデータをDAppsに活用できるようにした分散型のプラットフォームです。
「Oracle」というアメリカのIT会社では、顧客にこのようなデータベース型のサービスを提供しているので、Band Protocolは「分散型オラクル」とも呼ばれています。
Band Protocolは、商品の価格や金融、天気、スポーツなど、ありとあらゆるデータをDAppsの開発に活用できるようになっています。
Band Protocol(BAND)の特徴
Band Protocol(BAND)の特徴について挙げていきます。
ブロックチェーンの種類に影響されない
Band Protocol(BAND)はコスモスのネットワーク上に構築されています。
このコスモスをを活用することで、ブロックチェーンの種類に影響されることなく、多くのブロックチェーンにデータを提供出来ます。
正確なデータを蓄積させてBand Protocol(BAND)を使用することで他のブロックチェーンでも正しい情報を利用することが可能になっています。
グーグルとの提携
グーグルクラウドとの提携により、Band Protocolが提供する時系列の金融データが利用可能になっています。
「BigQuery」というグーグルクラウドのビッグデータ解析サービスにより、膨大なデータを高速に分析することが可能です。
Band Protocolのユーザーは、「BigQuery」のAI機能を活用してこの金融データを正確に分析出来ます。
今後は、金融データのみならず、Band Protocolが提供する他のデータサービスもグーグルクラウドに分析されて「BigQuery」で利用が可能になります。
Band Protocol(BAND)の今後
Band Protocol(BAND)の将来性について挙げておきたいと思います。
大手企業からの出資を受けている
Band Protocolは大手の企業から出資を受けています。
仮想通貨(暗号資産)取引所の「BINANCE」、世界的ベンチャーキャピタルの「Sequoia Capital」、ブロックチェーンとフィンテック専門企業の「Dunamu」などそうそうたる企業が出資企業として挙げられます。
開発チームが優秀
Band Protocolは開発チームが優秀です。
CEOやCTO(最高技術責任者)はスタンフォード大学・マサチューセッツ工科大学出身でボストン・コンサルティング・グループやDropboxのメンバーとして活躍してきました。
CPO(最高プロダクト責任者)もブロックチェーンの技術のみならず、マーケティングなども精通しています。