ビットコイン相場10月20日~10月26日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの10月20日~10月26日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

最大上下幅は、約140万円ほどと、落ち着いた動きになってきました。
始値から50万円ほど上昇したものの、始値まで戻されて、その後再度反発、一気に上昇幅を拡大していきました。
ですがすぐに下落し、急騰を始めたレートまで下がり、乱高下気味に推移していきました。
その後、週の始値辺りで揉み合い、再度反発、今度は、ややゆっくり気味に上昇、急騰した最高値付近で揉み合い、終値は上方にブレイクして終えています。
この週は中々難しい推移でした。
というのは、前半の山やピークを描くような乱高下と後半の上昇トレンドと、動く方向は同じでも、全く異なる動きが見られたからです。
しかも前半の2つの山は、それぞれ、なだらかなパターンと鋭いパターンと別で、その後始値に戻されてからは、下落ブレイクをうかがわせるような動きだったのに再度反発しています。
上昇トレンドを描いたと思ったら、その想定ターゲットは、やや低めとなり、利食いがしにくい状況でした。
終値付近の動きも、ブレイクしたかしないかの動きから、ちょこんと顔を出した感じで終えています。
相場は、基本的にランダムに動くものですが、目まぐるしく状況が変化して、目標のレートが定めにくい今回のケースは、かなりトレードするには難しかったことでしょう。
誰もがハッキリとわかるようなマーケット状況というのは、そうそうありつけないものです。
美味しい相場はそう簡単にやってこないですし、逆にわかりやすい相場がきても、疑心暗鬼になることもあります。
マーケットに翻弄されてしまうのは仕方がありませんが、こういう時は、下手な微調整はせずに、ルール通りにトレードする方が大きな損失は免れるものです。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
少し様子を見てみたいです。
1760万円付近は、重要なラインが存在していると見ているので、そこをどうこなしてくるかに注目です。
ブレイクしてくれば1800万円台が見えてきますし、跳ね返されれば、1600万円台の推移がメインになってくるような感じです。
しっかりと待ったトレードを心がけていきましょう。









