ビットコイン相場7月28日~8月3日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの7月28日~8月3日の推移を振り返る
下落転換となりました。

最大上下幅は、約140万円と大きめの動きになりました。
前半は高値でのレンジ推移で神経質な動きに終始した感じです。
その後1800万円を再度目指す上昇になりましたが、失速しています。
上昇を始めたレートで揉み合いが起きましたが、耐えきれず下落を重ねていきました。
この下落時では、週末のアメリカの雇用統計の発表もあり、その数値がネガティブサプライズとなり、下落幅を大きくしていったという流れです。
ニュースでは、トランプ大統領が政治的に操作されたと一方的に主張し、労働省の担当局長の解任を命じたことに対して、専門家からは統計の信頼性が損なわれるなどとして、批判が相次いでいます。
私は陰謀論者ではありませんが、それでも修正というレベルではなく、隠蔽や加工された数値ではないかと個人的には思っています。
ただ、この話がどうであれ、相場は何が正しくて何が間違っているということはありません。
市場を司るトレーダーの判断が全てです。
よく、頭の良い人がトレードに参加して、マイナスを叩き出すと、
「相場が間違っている」
という発言をすることがあります。
何をもって間違っていると考えているのかわかりませんが、マーケットでは一般的な数学のように解答が一つしかないなどの正解はありません。
知能指数が低かろうが、高かろうが、年齢が若かろうが高齢者であろうが、社会的地位が低かろうが高かろうが、全く関係がないということです。
指標発表や要人発言、テクニカル等での予想をどんなに高度に行っても、利益を出した人が全てです。
誰もが公平な立場であるのがマーケットということだけは頭にとどめておきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
まあまあの下落が先週起きたので、反発を狙っていきたいところではあります。
1740万円辺りまでは狙っていきたいのですが、そこまでいかないことも考えておきます。
そうなると、1720~1730万円辺りを狙っていくという感じです。
上昇しても届かず反落もあります。
ラインの選定には、直近の動きに十分時間をかけて、分析していきましょう。