ビットコイン相場6月16日~6月22日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの6月16日~6月22日の推移を振り返る
では、6月16日~6月22日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約120万円ほどありますが、動きがあったのは、始値辺りと終値付近だけでした。
中盤は凪状態で、トレンドのロジックでは勝負にならなかったことでしょう。
レンジゾーンから抜け出せないことで、レンジ攻略で利益が取れた1週間でした。
通常、トレンドロジックで利益が取れなければ、レンジロジックで利益を取ればいいだけなのですが、実際にトレンドプレイヤーがレンジでトレンドをするような、自分の得意とするロジックと違う戦略でトレードすると、うまくいかないことがあります。
これは、単純に場慣れしていないことが原因です。
理論ではわかっていても、リアルトレードではその知識を活かせないことは本当によくあります。
実際にトレードしてみて、体感してみて、初めてその感覚を掴んでいくので、両方のロジックで利益を上げようとするならば、2倍の努力が必要です。
ですので、両方を一気に学ぶと言うよりも、片方のロジックを集中的に学習してから、別のロジックを学習する方がいいでしょう。
一つのロジックを徹底的に学習すると、そのロジックの裏がエントリーだったり、学習したベースが活かされて理解が早まったり深まったりするものです。
初心者さんや初級者さんは、初めから、どうしても、どのような相場でも利益を上げようとしますが、それはただの欲張りで、うまくいかないことが往々にしてあります。
しっかりと根を張りながら自分のスキルを上げていくことが大切であることを認識しましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
1440万円辺りに強いサポートラインが存在しています。
ここをブレイクすると、1400万円ちょうど辺りがターゲットになるでしょう。
上昇は、1550万円を目標にしていきます。
長期足レベルでもレンジ傾向が続いているので、そろそろ大きな展開が出てきてもよさそうです。
特に下落に振れると、少し大きめのトレンドが出てきそうです。
引き続き中東情勢、トランプ大統領の発言や行動にも注意をしていきましょう。