ビットコイン相場4月21日~4月27日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの4月14日~4月20日の推移を振り返る
では、4月21日~4月27日のチャートを見てみましょう。

上昇トレンドとなりました。
最大上下幅は、約180万円と大きな動きになっています。
順調に上昇して、後半は狭いレンジで終値を迎えています。
この週でのチャートで注目したいところは、乱高下が起きにくかったところです。
現在の為替相場では、これでもかというぐらいに乱高下しており、トレードするのが怖くなるようなマーケットが継続しているのですが、いつもは乱高下的な推移の暗号資産市場がこの週は落ち着いた値動きになりました。
しかもそれなりの値幅を保ったトレンド相場ということで、珍しく感じています。
このチャートがキレイとは言いませんが、全体的になだらかな動きを呈しているとは表現できます。
チャートリーディングを行う時に、やりやすい、読みやすい相場というのはありますが、今回の場合は、乱高下しなかった分、利確ラインや損切りラインが決めやすく、かつタイトに攻めることが出来ました。
相場は直近のローソク足がかなり意識されるもので、そこで高値や安値、揉み合いがあれば、そこは売り買いが交錯するようなポイントになりやすいものです。
上チャートでは、いわゆる山や谷と言った押し目も深くなく、ヌルっというような推移をしています。
こういう時は、ターゲットとなるラインやポイントが明確であることも多く、しかもピンポイントで狙えることがあります。
常にこういうマーケットですとやりやすいのですが、そうそう出くわすものではありません。
もし、上チャートのような出現した場合はチャンスとなりますので、逃さずに監視したいものです。
過去のチャートも検証して、どのように攻略すればいいかロジックを確立させていきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
このような相場は続かないでしょうから、一つ一つのローソク足が長い乱高下のような相場を予想します。
現在高値をレンジで推移中という感じですので、さらに高値を切り上げていくのか、反落していくのかに注目です。
さらなる上昇ならば、1420万円辺りまでを考えていきます。
下落ならば、まずは1300万円、次は1280万円とこまめに利食いを設定していきます。
引き続きトランプ大統領の発言で、容易にちゃぶ台返しのような相場に危険性は変わりはありませんので、最大限の注意は継続しておきましょう。