ビットコイン相場4月14日~4月20日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの4月14日~4月20日の推移を振り返る
では、4月14日~4月20日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
最大上下幅は、約60万円とその前の週と比べてかなり狭まった動きになっています。
注目の1100万円辺りには届かず、狭い範囲で行ったり来たりになり、特に後半になるにつれて動きは鈍くなってきています。
トランプ相場の中で、前の週が大きい動きでしたから、その傾向を受け続けるかと思いましたが、正反対の推移となりました。
マーケットの動きは本当に分かりづらい時があり、簡単な値動きの時もありますが、そういう場面は少ないものです。
トレードは、わかりやすい状況で行うということが鉄則ですが、このわかりやすいケースは意外と少なく、大抵の場合、待てずにフライング気味にエントリーしてしまうトレーダーが多いです。
私もその例に漏れず、オーバートレードや待てずにエントリーということがよくあります。
トレーダーは技術などのスキルは大事であるものの、自分の欲と戦う必要がある特殊な職業です。
機関投資家のようなプロも一般トレーダーも初心者トレーダーも同じ土俵で、ハンデがないところで戦わなければならないという厳しい世界ではあることは認識しておきましょう。
ですが、その向こう側には大きな利益が待っているので、チャレンジする価値は十分にあります。
初心者の場合、株や暗号資産は買って上がるのを待つという理解が多いですが、反対に売って買い戻すショート戦略もあります。
この買いと売りの両方を駆使することで、取引チャンスは増えて資産も増えやすくなります。
そして、トレードスキル自体は、他の職業よりも、はるかに習得が楽です。
一人前になるのに年単位でかかる職業が普通であるのに対して、数ヶ月、私が教えた生徒さんでは、たった1ヶ月でマスターした方もいます。
年齢・資格・経験を問わないという面でも公平ですし、もちろん男女の差別もありません。
誰でも参入できる魅力的な職業がトレーダーであり、副業にもなり得るところも面白いところでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
テクニカル的には、上昇・下降、共にどちらかにブレイクしてきそうですが難しい判断です。
大きな動き出しに要注意です。
ブレイクした方向に仕掛けるでいいのですが、あまり長くは持ちたくないところです。
上昇ならば1250万円、下降ならば1180万円辺りをまずはターゲットラインに設定します。
これを達成したら利食い、その後様子を見て、戻りがあるのか、そのままブレイク方向に動くのか観察していきます。