ビットコイン相場2月24日~3月2日の動き

ビットコイン相場2月24日~3月2日の動き

ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。

チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。

定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。

なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。

ビットコインの2月24日~3月2日の推移を振り返る

では、2月24日~3月2日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。

結果的にレンジにはなりましたが、中盤までは比較的きれいな下落トレンドを描いています。

その後戻りで安値更新がストップして細かいレンジの後に急騰しています。

最大上下幅は、約260万円ほどですから、かなりの動きになりました。

前2週の反動が確実に出て、1300万円の後半どころか1100万円台まで落ち込みました。

この週はチャートを学習するのに非常に最適です。

上述のとおり、下落トレンドが表れましたが、戻りをきちんと付けながら下落しています。

最近は、為替相場でも急落・急騰といった変化が見られ、トレンドとは言い難い推移が多かったのですが、お手本に近いトレンドが出ました。

上チャートでは、安値更新した後の戻りの安値を、レンジでウロチョロする時間が経過して、トレンドの終わりと判断できます。

このように、チャート分析において、横軸(時間経過)というのも大切にしたい要因です。

どんなに同じトレンドが続いてもどこかで必ずその終わりはやってきます。

強い上昇・強い下落であっても、レンジを挟んだり、一旦逆方向に動いたり、乱高下してから再度トレンドが発生するという動きをするものです。

時間経過的にあまりにも長いチャートになったら、どこかで見切りをつけるべきです。

あまりに追っかけ過ぎて、深みにハマってしまうということをなくすようにしましょう。

ビットコイン相場のこれからの展開予想

終値付近で一気に戻してきてはきたものの、下落基調とは見ています。

1430万円辺りのラインをメインに考えて戦略を組んでいきます。

このラインを力強く超えてくるようであればショートは一旦撤退しますが、そうでなければ短い時間軸での売りは、積極的に仕掛けてもいいような気がします。

ただし、あまり長い時間ポジションを持っていると、重要ライン付近では逆側へ簡単に傾くこともあるので、その点には注意したいところです。