ビットコイン相場2月3日~2月9日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの2月3日~2月9日の推移を振り返る
では、2月3日~2月9日のチャートを見てみましょう。

レンジ相場となりました。
レンジと呼ぶにはどうかというところもあります。
スタートは下落で始まりましたが、その後、急伸してこの1週間の最高値となり、火曜の朝までに最大上下幅が記録されて、約150万円の高低差となっています。
それからは上下動を繰り返しながら下落推移となり、週末は小幅なレンジに収まっています。
ビットコイン相場は、値動きが荒いものの、ここ数週間は落ち着いています。
むしろ怖いのは、私が主戦場としている為替相場です。
特に米ドル円はトランプの就任が決定してから、かなりやりにくい相場が続いています。
相場の攻略にはロジックが必要ですが、それが機能する時と機能しない時が存在します。
オールマイティーに機能するというものは存在しません。
必ず得手・不得手相場というものがあるものです。
このトランプ相場が得意としているロジックやシステムも存在しているでしょうし、逆に今までの利益を吐き出してしまっているモノもあるでしょう。
まずは、自身の攻略手法がどのようなものなのかを理解しておくことが必要です。
そのためには検証作業が必要になります。
何も考えもしないで、ただエントリーと決済を繰り返すだけでは、うまく利益は積み上がってはいきません。
トレード攻略には基本的にレンジ相場攻略とトレンド相場攻略が存在します。
大きくはこの2タイプに分かれますので、まずはこのどちらかのタイプは把握するようにしましょう。
もう一つ、ブレイクアウト戦略もありますが、これは、レンジ圏内からの飛び出しを狙うものなので、レンジ攻略とも言えます。
自分のロジックをきちっと把握出来た後は、次のステップに進みます。
同じトレンド相場やレンジ相場でも、見え方も違うこともありますし、同一手法では結果が異なることも出てきます。
この時に修正をかけたり、違うロジックを試したりして、スキルアップを図っていきます。
実はこの部分が難しく、一筋縄ではいかないことがよくあります。
トレーダーのほとんどが経験する、相場にフィットさせようとする余りにトレードが崩れてしまうのです。
このことについては、またの機会にお伝えできればと思います。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
1530万円辺りのラインに注目です。
ここを完全に下抜けると下落が一気に進みそうです。
1400万円ちょうど辺りまで下がってもおかしくはないでしょう。
一方、反発すれば1580万円辺りに注目します。
ここまでは上昇するとは思われますが、その後は不規則な推移となる可能性もあります。
少し大きめのトレンドが出てもよさそうな時期ですが、乱高下しやすくもあり、深追いせずに利食いしていくということを心がけていきましょう。