ビットコイン相場1月6日~1月12日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの1月6日~1月12日の推移を振り返る
では、1月6日~1月12日のチャートを見てみましょう。
レンジ相場となりました。
具体的には、序盤の急騰からの下落後はレンジ展開という形です。
注目点として、高値更新が挙げられます。
1620万円に届き高値を少し更新しました。
その後も伸びるかと思われましたが、失速気味となり、長い陰線が出て下落トレンドとなり、レンジ推移となっています。
テクニカル的には、突拍子もないような動きではありませんでした。
高値更新の「行って来い」、急騰の起点となったラインを下抜けして下落トレンド推移、少し乱高下しながらのレンジ推移、この3分割となっています。
攻略としては、2番目の下落トレンドを狙っていくのが一番わかり易いでしょう。
下抜け確定後に少し戻りがありますが、それも限定的なものになりがちです。
そこからは、上がったら売るということを繰り返していくだけです。
もちろん、下落はいつまでも続くわけではないので、損切りポイントに引っかかったところで、一旦様子を見ます。
その後また下落が再開すれば追っていくということをすれば利益は出せるものです。
中盤のレンジ展開は、乱高下気味に推移しているので、レンジ幅を見極められれば利益は上がりますが、その後は、かなり細かい動きとなっていることもあり、乱高下時を逃すと思ったほどの利益は上がらないものです。
ならば、序盤の高値更新を狙うという手もありましたが、結果的に伸びずに下落転換してしまっているので、高値づかみをしてしまったら、目も当てられません。
ブレイク戦略は、早めに決着がつくものの、こういう展開もあるので、いつ逃げるのかを明確にしておく必要があります。
その点は注意すべきでしょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
細かいレンジが終盤にきたので、ダイナミックな動きが出てきそうです。
下落・上昇、どちらも考えておく必要があるでしょう。
トランプ次期大統領の就任式を控えて、再度最高値1660万円を目指す展開も見据えておきます。
下落推移ならば、1440万円ぐらいまでは、普通にありそうです。
とにかく暗号資産はボラティリティーが高いですので、損失方向に持っていかれるとかなり痛い目に遭いますので、ストップは必ず入れておくようにしましょう。