仮想通貨(暗号資産)Akash Network(AKT)の特徴
現代のデジタルツールを使用する時に、クラウドサービスというのは個人も法人も重要な問題としてのしかかってきます。
そして、近年はGAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)により寡占化されています。
逆に言うと、これらの企業が存在しないとデータの管理や保存は成り立ちません。
今回は、これらのクラウドサービスとツールの提供をブロックチェーンを通して行う「Akash Network(AKT)」について解説していきたいと思います。
Akash Network(AKT)のアウトライン
発行上限 | 約3億9千万枚 |
特徴 | 分散型クラウドサービス |
発行開始 | 2020年10月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ステーク |
Akash Network(AKT)は、容量を有効活用したい人達と、空き容量のあるコンピューティング能力を備えた人達をつなぐことを目標に開発された、分散型クラウドコンピューティングプロジェクトのことを指します。
分散型クラウドマーケットプレイスと、オープンソースのクラウドコンピューティングプラットフォームを提供するプロジェクトとして、注目を集めています。
独自のプルーフオブステークモデルとコンテナ化テクノロジーとを活用することで、多くのメリットを提供しています。
Akash Network(AKT)の特徴
Akash Network(AKT)の特徴を挙げていきます。
クラウドサービスの提供とプラットフォームの提供
クラウドサービスとツールの提供などを、Akash Networkのブロックチェーン上の仕組みで行うことを目標としています。
Akash Networkの考えているクラウドコンピューティングは、データセンターにて活用されていない空き容量を有効活用したものです。
空き容量のあるデータを持っているグループが、データを管理・保存したい企業や個人に対して、容量の一部をレンタル・販売する仕組みを構築しています。
データは、世界各国にGAFAM等が持つ巨大なデータセンターが配置され、コンピューターが稼働することで利用できています。
この配置されているデータセンターはフル活用されていると思われていますが、実際は活用されていない空き容量が85%あると言われています。
Akash Networkはこの85%を活用しようと考え運用されています。
Akash NetworkとCosmosとの連携
Akash Networkは、CosmosSDKと連携しています。
つまり、Akash NetworkとCosmosSDKが繋がることにより、AKTトークンとCosmosベースのトークンを相互的な交換が可能になります。
Akash Network(AKT)の今後
Akash Network(AKT)の将来性について挙げておきたいと思います。
メインネット2の稼働状況が問題ない
メインネット2では、Cosmos SDKと完全なる互換性があります。
これにより、各トークンがCosmosの仕組みを経由して繋がることが出来ますので、Akash NetworkはCosmosと繋がることで間接的にエコシステム上の様々なトークン銘柄とも繋がることが出来ます。
つまり、Cosmosと連携しているイーサリアムベースのトークンをCosmosを経由することにより、Akash Networkで利用することが可能となります。
今後Akash Networkが展開するサービスの決済を様々なトークン銘柄で支払うことができるようになります。
また、その逆も然りで、AKTトークンで様々なサービスの決済も可能になります。
費用対効果の高いアプリケーション展開ソリューションを提供
AkashNetworkは開発者の支援を積極的に行っています。
Web3.0の最小限のサーバーセットアップ、構成、管理でDAppsを展開しています。
さらに、DApps展開ソリューションに最も競争力のある価格の提供もしています。
Cosmosの開発ツールのようなものを指します