仮想通貨(暗号資産)yearn.finance(YFI)の特徴

仮想通貨(暗号資産)yearn.finance(YFI)の特徴

2021年にDeFiブームから多くのDeFi関連のプロトコルが展開されるようになりました。

それに伴い選択肢も増えています。

多くのサービスが存在するのは良いことですが、選択肢が多過ぎてどれを選べばよいのかわかりにくいということも起こっています。

そのような問題を解決してくのが「yearn.finance(YFI)」です。

今回は、この「yearn.finance(YFI)」について解説していきたいと思います。

yearn.finance(YFI)のアウトライン

発行上限36,666枚
特徴レンディングサービスの分散型アグリゲーティングプラットフォーム
発行開始2020年7月

yearn.financeは最適なレンディング関連のプラットフォームに資金を移動させることが出来るプロトコルです。

仮想通貨(暗号資産)の投資家は自身の資産を効率的に運用するために、数あるDeFiの中から、最適なものを見つける必要があります。

ですが、複雑で多くのサービスがあるDeFiから効率運用が出来るモノを見つけるには、実は結構大変な作業です。

yearn.financeでは、DeFiプラットフォームにお金を預けていれば、自動で最適なレンディングプラットフォームを提案してくれ、投資家の時間と手間を減らせるようにしています。

YFIトークンは、yearn.financeのネイティブトークンで、ガバナンストークンでもあります。

yearn.finance(YFI)の特徴

yearn.finance(YFI)の特徴について挙げていきます。

最適なレンディングプラットフォームの提案

一般的なDefiはプラットフォームは、通貨を借りたい人と借す人をマッチングしますが、yearn.financeではAave、Compound、dydxなどのレンディングサービスを利用して、ユーザーに最適なトークンの貸し出しを提供しています。

つまり、投資先を選ぶコストを省くことを行ってくれるサービスであり、今まで投資家らが悩んでいた部分について最適な選択を行ってくれるというモノです。

Valutsによって安定した利息が得られる

プラットフォームを最適化するという高度な機能は、Valutsという金庫のような機能によって構築されています。

Valutsにユーザーが資金を預けることで、全員が資金の運用益を得られるようになっています。

集められた資金はリスクを考慮しながら、利息を最大化する方向で運用されていきます。

透明性の維持

yearn.financeではオープンガバナンス体制で透明化を維持しています。

ネットワークのアップデートや手数料の決定などを、ガバナンストークンであるYFIトークンの保有者で決定できるという体制があります。

yearn.finance(YFI)の今後

yearn.finance(YFI)の将来性について挙げておきたいと思います。

発行枚数が少ない

YFIトークンは、イーサリアムブロックチェーン上のERC20トークンです。

yearn.financeのガバナンストークンとしても機能し、報酬等も受け取ることも可能です。

制作者であるAndre Cronje氏は、YFIトークンを「完全に価値のない0供給トークン」と公式で説明しています。

とは言うものの、発行枚数が少ないので希少性があり、トークン自体の価値はユーザーが増えれば上がっていくものです。

アップデートが魅力的

アップデートにより、セキュリティの強化等の基礎的部分の改善や他のプロジェクトやブロックチェーンとの提携も積極的です。

エコシステム向けのさまざまな金融ソリューションを生み出していて、DeFi分野での躍進が今後も期待されています。