仮想通貨(暗号資産)ジャスミー(JMY)の特徴
「ジャスミー(JMY)」は、ジャスミー株式会社によって発行されている「ERC20規格」に基づいたトークンです。
「ジャスミー(JMY)」は、ブロックチェーン技術とIoTを組み合わせで提供されている「ジャスミーIoTプラットフォーム」を通して、個人情報を安全に分散管理することの達成を目標としています。
ジャスミー(JMY)のアウトライン
発行上限 | 500億枚 |
特徴 | 個人データの民主化 |
発行開始 | 2021年2月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ワーク |
ジャスミーは、ブロックチェーンとIoTそれぞれの技術を組み合わせることによって、提供されている「ジャスミーIoTプラットフォーム」を通して、個人の情報を本来持つべき個人に戻し、安心・安全に分散管理を行うことを実現させる、という主義の下で立ち上げられたプロジェクトです。
ユーザー情報の管理というのは、時代が進むごとに難しくなってきていて、個人情報の収集・盗用などは問題になりつつあります。
さらに、サービスの提供を受けるときには、当たり前のように収集と分析をされ様々なものに活用されています。
ジャスミーは、情報を本来持つべき個人に戻す、つまり分散管理を行うのが目的です。
ジャスミー(JMY)の特徴
ジャスミーの特徴について挙げていきます。
日本発の仮想通貨(暗号資産)
ジャスミーは日本発の仮想通貨(暗号資産)です。
発行元のジャスミー株式会社は、ソニー元代表取締役社長兼COOの安藤国威氏や、ソニースタイルドットコム・ジャパン代表取締役社長の佐藤一雅氏などが創設した会社です。
日本を代表する仮想通貨(暗号資産)は、今のところ、このジャスミーとモナコインぐらいでしょう。
個人データの民主化が基本理念
私たちは、サービスを利用する時に無料で利用できる代わりに、個人情報を企業に提供しています。
もちろん、これは悪いことばかりではなく、サービスの向上や新たなサービスの構築のために利用されていますが、ほぼ無条件に情報を収集され、望んでいない広告の配信や、最悪の場合ハッキングに発展するということもあります。
ジャスミーは、データの民主化が基本理念で個人情報はユーザー自身に返ってくるような安心安全な社会を目指しています。
個人データはすでに大きな価値を生み出していますが、「Jasmy IoT Platform」では個人データを企業に提出すると報酬が受け取れる仕組みになっています。
ブロックチェーンとIoTの融合
ジャスミーはブロックチェーンの技術とIoTの技術の融合をモットーにしています。
つまり、モノが人を介さないでもデータを送信出来て、モノ同士で通信を行うことで、圧倒的に便利な生活が出来るようになります。
ジャスミーではIoTから送信されるデータを安全に効率よく管理できるIoTプラットフォームを提供します。
ユーザーは安全にデバイスを操作し、企業はIoT機器の状況把握を行います。
2つのコアサービスの提供
ジャスミーには2つのコアサービス、SKGとSGが存在します。
SKC(Secure Knowledge Communicator)
様々なデータを個人のものとして管理できるサービスです。
登録機能や本人認証、個人情報を分散管理するサービスなどです。
SG(Smart Guardian)
IoTデバイスを独自のブロックチェーンに記録するシステムのことを指します。
SGによって、使用しているIoTの機器を独自のブロックチェーン上に登録ができて、持ち主しか使用できない環境を整えます。
ジャスミー(JMY)の今後
ジャスミーの将来性について、挙げておきたいと思います。
ロードマップの実現に向けて
ジャスミーはロードマップが公開されていて、それが実現すれば価値も急上昇する可能性があります。
普及期
SKG・SGの技術により、プラットフォームを利用するユーザーの取り込みを開始します。
価値成長期
ユーザー数の更なる拡張やデータ量の増加を目指します。
エコシステム拡大期
個人データの価値を定着させ、ユーザーがデータを積極的に提供する状況を生み出します。
取引所の取り扱い増加
日本発祥の仮想通貨(暗号資産)ですので、国内での取引所で簡単に購入出来るかと言えば、まだそれほどまでに普及していません。
今後大手の取引所で上場すればレートに大きな影響を与えそうです。
IoTの発展
ジャスミーの将来性に関するポイントの一つに、IoTの発展が挙げられます。
間違いなくIoTは発展していきますので、注目は浴びていくでしょう。
Web3.0との相性がよい
データの民主化が世の中に受け入れられるのかが、とにかく重要です。
「Web3.0」は非中央集権型WEB構造を目指しており、これはジャスミーの基本理念と合致します。
Internet of Thingsの略であらゆるモノをネットワークに接続する技術を指します。