ビットコイン相場7月14日~7月20日の動き
ビットコインの相場を1週間振り返ってみます。
チャートの監視やトレードに関しては、私はプロトレーダーとしてして現役ですので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
定期的に週に1回はビットコインの相場の推移を追って、今後の展望も含めて解説していきたいと思います。
なお、ファンダメンタルも多少考慮しますが、基本的にはテクニカル分析で行っていきます。
ビットコインの7月14日~7月20日の推移を振り返る
レンジ相場となりました。

週明け、いきなり高値更新をしてきました。
最大上下幅は、約100万円、一時1800万円台に突入しています。
始値から一気に値を伸ばし、最高値更新、その後は急落のように下落してきて、高い水準で推移しています。
1800万円は節目でもあり、達成したら下落するという予想どおりの結果になりましたが、思ったほど落ちませんでした。
1700万円や1800万円といった、キリのいいレートのことを「キリ番」と言います。
このキリ番はトレーダーがかなり意識しますし、意識されてチャートが形成されることも多いです。
人間の性というか、本人が意識していなくても、エントリーや利食い・損切りなどのポイントとして、機関投資家などのプロトレーダーがトレードを組み立てることも多いです。
ただ、組み立て方と言っても、この初心者や初級者が意識しやすいキリ番を、「ストップ狩り」として使用するということです。
誰がどう見てもわかるようなラインは、機関投資家らのプロトレーダーは、初心者や初級者の狙い所を逆手に取ってきますので、気をつけるべきポイントとなります。
この他、最高値や最安値といったラインも利用されることが多いので、キリ番付近に指値や逆指値を置くときには、少しズラしてを意識するとよいでしょう。
人間心理がトレードに影響するという点においては、AIがどんなに発達してもやはり克服出来ないのかも知れません。
同様に、AIが進んで、自動売買の精度が上がっても思うようには利益は上がりません。
このことについては、また別の機会に解説しますが、まずは自分のスキルを上げていき、確固たるトレードを築き上げることを意識しておきましょう。
ビットコイン相場のこれからの展開予想
このまま高い水準での推移が継続していくのかという点に注目です。
長期足では最高値をブレイクしたものの、その後安定して上昇するという感じはまだ見当たりません。
戻してくることも十分に考えられます。
その戻しは1620万円ぐらいまでは考えておきたいところです。
一方、最高値更新は限局的であってもありそうな勢いはありますが、FXを主軸とやっている私から見ると高値での買いは遠慮はしたいものです。
暗号資産市場特有の流れになれば、さらに高値を伸ばしてくる感じはあるので、少し乗っていってもいいでしょう。