仮想通貨(暗号資産)Book of Meme(BOME)の特徴
ミームコインは、ほとんど用途がないと言われていて、ただの投資コインと呼ばれることもあります。
ただし、そのユニークな図柄やコミュニティから、純粋なファンも多いものです。
「Book of Meme(BOME)」は、ミームの一時的な盛り上がりを防ごうと保存することを目的としています。
今回は、この「Book of Meme(BOME)」について解説していきたいと思います。
Book of Meme(BOME)のアウトライン
発行上限 | 約690億枚 |
特徴 | ミームの永久保存 |
発行開始 | 2024年3月 |
Book of Meme(BOME)は、「Pepe Meme」のアーティストDarkfarm氏がリリースしたミーム向けの永久保存ギャラリーのようなものです。
Darkfarms氏はPepe Memeを専門とするアーティストであり、以前はペペコインPepeをテーマにしたNFTシリーズでその名を知られています。
デザインは、カエルのペペという漫画由来のネットミームから影響を受けています。
データ保存の基盤技術を活用し、ミームコインの文化を定着させることを目的にしていて、ただのミームコインに終わらせないという活動をしています。
Book of Meme(BOME)の特徴
Book of Meme(BOME)の特徴を挙げていきます。
ミームカルチャーの保存
Book of Meme(BOME)は、ミームカルチャーとして、ミーム向けの保存ギャラリーを展開しています。
今後Web3.0が主流となっていく中で、ミームコインを定着させるべき活動を推進しています。
その後押しは大きく、発行直後から人気が出ています。
データ保管の技術をしっかりと活用
Book of Meme(BOME)では、データ保管のための基盤技術として「Arweave」や「InterPlanetary File System」を活用しています。
「Arweave」では、ARトークンを使用することでデータを半永久的に保管することができ、「InterPlanetary File System」の技術で、P2Pネットワークとハッシュを活用して、分散型ファイルの保存や共有を行っています。
Book of Meme(BOME)の今後
Book of Meme(BOME)の将来性について挙げておきたいと思います。
関連ツールの提供
Book of Meme(BOME)では、公式サイト上で色々なミームコインの作成・保存に役立つコンテンツやツールを提供しています。
画像をミーム風に自動でレトロなピクセルノイズを付けられる「DF1 Meme Enhancer」、CD-ROM風のアートを連想させる「CC0 Meme ClipArt Gallery like on CD-ROM in 1994 but with Memes」など、Arweaveの技術で半永久的に保存されています。
これらにより、ライトユーザーのクリエイターからヘビーユーザーまで、その裾野を広げようとしています。