仮想通貨(暗号資産)THORChain(RUNE)の特徴

仮想通貨(暗号資産)THORChain(RUNE)の特徴

多種多様の仮想通貨(暗号資産)が現存している昨今、異なるブロックチェーンをつなぐクロスチェーンに注目が集まっています。

その中に、DEX(分散型取引所)において異なるチェーン間のスムーズな取引を可能にする「THORChain(RUNE)」があります。

今回は、この「THORChain(RUNE)」について解説していきたいと思います。

THORChain(RUNE)のアウトライン

発行上限500億枚
特徴DEXでのクロスチェーンプロジェクト
発行開始2019年7月
コンセンサスアルゴリズムプルーフ・オブ・ステーク

THORChain(RUNE)は、異なる仮想通貨の交換を実現するために開発が進められている仮想通貨(暗号資産)のプロジェクトです。

ブロックチェーン同士をつなぐクロスチェーンとしての役割を果たしています。

プラットフォームの開発はすべてGitlabで実施され、開発に携わっている人の多くが匿名で活動しています。

また、このTHORChain(RUNE)のプロジェクトは営利目的は持ちません。

手数料はすべてユーザーに分配され、開発チームへは付与されません。

THORChain(RUNE)の特徴

THORChain(RUNE)の特徴について挙げておきたいと思います。

バイナンススマートチェーンでトークンスワップが出来る

バイナンススマートチェーン(BSC)でトークンスワップを提供しています。

トークンスワップ

異なるブロックチェーン間で仮想通貨(暗号資産)を交換する意味を指します。

ステーキングの利回りが高い

RUNEはステーキングに対応していますので、保有しておくだけで利益を上げられます。

他のステーキング可能な仮想通貨(暗号資産)よりステーキングの比率が高く供給されています。

約7割近くがロックアップ(一定期間売却しない)されている状態で、価値が下がりにくくなっています。

THORChain(RUNE)の今後

THORChain(RUNE)の将来性について挙げておきたいと思います。

取引所「ShapeShift」と統合

2021年にスイスの仮想通貨(暗号資産)取引所のShapeShiftと統合しました。

Shapeshiftは、UniswapなどDEXとの提携、導入に積極的な取引所として知名度があります。

この統合によって、ビットコインやイーサリアム、ライトコイン等に交換できるようになり、ShapeShiftユーザーにもTHORChain(RUNE)が広く認知されるようになっています。

「Asgard」の提供

2021年に仮想通貨(暗号資産)の交換サービス「Asgard」を提供しています。

Asgardでは、ビットコイン・イーサリアム・バイナンスコイン・ライトコイン等の交換が可能となっています。

またイーサリアムのブロックチェーンで動作するERC20規格のトークンも取引可能です。

今後も他の仮想通貨(暗号資産)が実装される予定です。