仮想通貨(暗号資産)レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)の特徴
「レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)」は海外の仮想通貨(暗号資産)取引所の「ビットフィネックス(Bitfinex)」のユーティリティートークンとして開発された通貨です。
ユーティリティトークンとして機能する「レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)」は、ビットフィネックスなどで提供されている、様々な商品や手数料割引きなどに用いられています。
今回はこの「レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)」について解説していきたいと思います。
レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)のアウトライン
発行上限 | 10億枚 |
特徴 | ユーティリティートークンとしての利用 |
発行開始 | 2019年5月 |
レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)はステーブルコインのUSDTで有名な「テザー(Tether)」の資金調達を目的としたIEOで発行されました。
10億枚限定で発行されたレオトークン(UNUS SED LEO/LEO)は短期間で完売し、資金調達完了後はビットフィネックスなどの取引所で、手数料の割引を受けるためのユーティリティトークンとして流通しています。
すでに発行上限に達していますが、2021年から定期的にバーンされており、時価総額ランキングでは上位に名を連ねています。
レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)の特徴
レオトークンの特徴を挙げていきます。
定期的なバーン
バーンは仮想通貨(暗号資産)を使えない状態にして流通量を調整する仕組みを指します。
バーンすることで希少性が出てレートは上昇します。
バーンの理由は、ユーティリティートークンとしてレートを安定させる必要があるからです。
ユーティリティートークンは投資対象というよりも、あるサービス内での決済等としての役割が大きいので、サービスを維持するためにも流通量をコントロールさせる必要性があります。
ユーティリティートークンとしての利用
レオトークンは、iFinexグループの複数の取引所で利用できるユーティリティトークンです。
先に挙げたビットフィネックスでは、保有量に応じて手数料の割引が受けられます。
投資では、仮想通貨(暗号資産)に限らず手数料が付きもので、そのコストは馬鹿になりません。
そういう意味で、保有ユーザーも多いです。
プラットフォームの透明性が高い
ビットフィネックスでは、レオトークンの流通量を公開しています。
状況を確認出来ることで、ユーザーは安心してレオトークンを保有することが出来ます。
特にテザーの資金調達を目的として発行されましたが、テザーは銀行詐欺の疑いで集団訴訟を受けています。
テザーの損失を隠すためにレオトークンを発行したという疑いもかけられているため、ネガティブなイメージも根強くあります。
その疑惑を晴らすためにも透明性の高いプラットフォームを採用しているのです。
レオトークン(UNUS SED LEO/LEO)の今後
レオトークンの将来性について挙げておきたいと思います。
新規発行予定がない
レオトークンはIEOが実施された2019年の時点で全ての枚数を発行済です。
更にバーンのより流通枚数は減少していきますから、その価値は極端に下がることはないでしょう。
買い戻しを目的としたバーン
iFinex社の総収入の最低27%分が毎月買い戻されバーンされることで、流通量が減少していきます。
定期的に確実に流通量が減少することが決定されているので、実は資産価値としても期待はできます。